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第20話「Elogium(繁殖期エロジウム)」

 ケスが繁殖期?なぬ?まだ1歳だろうが!

※ネタバレです。

 副長ははからずも、艦内での大胆な逢引きの現場を目撃します。そりゃまぁ、ヴォイジャーで旅をしてるんなら、ターボリフトは外せませんが。

食堂に現れたトムとケスは、なんだか楽しそう。ちょっとむっとしたニーリックスは、ケスがスポン・ビートルを「こんなきれいな縞模様みたことある?」と言っても、「こんなのがサラダの中を這い回ってたら艦長ひきつけ起こすよ」と。トムとの仲を怪しまれたのでケスも怒っちゃってあら、初めての痴話喧嘩。

異常なエネルギー放射を認めた艦長はそこへ向かう途中、副長に「何か気にかかることでも?」と。あなたは、副長のことが気にかかったんでしょう?副長は艦内恋愛に規則を設けてはどうかと進言します。そんなにショッキングな映像だった?「私生活には干渉しないのが艦隊のルールでしょ」という艦長。「遅かれ早かれ全員がカップルになるでしょう」という言葉に副長は敏感に反応。「あなたもですか?」なんて聞き返しちゃったりして。でも艦長の「マークが待っているんですもの」ってのはなんだか逆に切ないです。目の前にこんなに気にかける人がいるのに。

とらえたのは、ピンクの生き物。みんなは興味津々です。

植物栽培室では、ケスが植物のお世話中。きゅうりかトマトに似てますね。んで、おもむろに手を伸ばして、スポン・ビートルを…食った!ムシャムシャ!

ワイルドマン少尉が初登場。すごい速度で動くピンクの生物を調査します。直接粒子を摂取して栄養にできる生物は、団体で高速だし、すごい食欲。

ケスも部屋で、すごい食欲。っと、チャイムが鳴る。うん、やばいね。慌てて食器を片付けると、ニーリックスがやってきて、お花を片手にやきもちを謝ります。ついでにケスがむさぼってたものも発見。「マッシュドポテトのバター掛け」ワイルドマン少尉のレシピです。ところが、窒素配合の土が入っていた。ケスの食欲は止まらない。ニーリックスは嫌がるケスを抱えて医療室に急ぎます。

ピンクの生物は加速。逃げてるのかと思い減速しても、群れに引き寄せられる。思いがけず群れに突入してしまいます。

ケスの体はピンクの群れに影響されて熱まで出てる。うるさくて医療室を追い出されたニーリックスは、艦長へ直訴。そんな時、ドクターから艦長に来て欲しいと連絡が入ります。

医療室では、フォースフィールドを張って閉じこもったケスがなにやらもがいている。発熱、高血圧、それに背中の腫瘍。艦長はケスを説得し、フィールドを解除させます。両手を広げ、ケスを受け止める艦長。温かく抱きとめます。ケスの異常は「絵路地有無(漢字変換されたので温存)」じゃないや「エロジウム」に入ったという。早すぎるというケスに、艦長は「大丈夫」となだめます。するとケスはさらに衝撃の事実を「エロジウムは一生に一度しかないんです。だから今産んでおかないと、一生子供はできないの!」 艦長もう言葉が出ません。

艦長は副長に相談。年齢的なもの、ニーリックスとの人種的な適合、ニーリックスの心構え、問題は山積み。部屋は微妙にピンクでムーディーな雰囲気です。副長は将来を考えてクルーが子供を作ることを考えるべきだと言う。施設も環境も揃ってないのに、艦長は難しい問題に思い悩みます。

ニーリックスも難しい問題に焦りまくり。「とってもとってもとってもとっても…嬉しいよ」って。これまで彼氏彼女で恋愛をしてきた二人だし、ニーリックスは子供を作るっていう意識がなかったみたいです。うだうだする彼氏にケスは迫ります。もう時間がないのです。ニーリックスは「一晩考える」と。

とは言ったものの、食堂ではランチを作ることさえおぼつかない。もう子供のことで頭いっぱい。子供のいるトゥヴォックに相談します。責任、教育。混乱しているニーリックスに「覚悟がないなら子供は持たないほうがいい」というトゥヴォック。しかし「父親になると言うことは、無限の報酬を得るようなものだ」とも。トゥヴォックの深い愛情が垣間見えます。ニーリックスもそれに触れ、考えるところがあったようです。

群れからの脱出を試みたところ、ピンクの生物がブルーに変わった!おまけに艦にくっついて、艦のシステムに影響が出てきて、でかいのまで出てきた。でかいのに小さいのがくっつく様から、ワープの排出物がフェロモンの役割をしていると言う副長。おっと、ちょとそりゃ大胆な発言ですな。どうやらヴォイジャーはとってもセクシーになっちゃったみたい。

ニーリックスは子供を作ることに決めた。ドクターに儀式を頼みにいくケス。あんた、ちょっと詳しすぎない?医療室では感傷的になるケス。ドクターはほかの種族のケースや本能の反応のことでアドバイスしてみるけれど、ケスはどんどん悩んでいく。

ピンクの大きい生き物は敵意むき出しでぶつかってくる。やむを得ず攻撃しようと言う時、副長が小型と同じ行動をしてみてはと進言。すると艦にくっついていた小さいのが離れていって無事脱出。ここで艦長の名言が飛び出します「これからは求愛行動について分からないことがあったら、あなたに訊くわ」!もう、大好きっ!

結局は子供を作らないことにしたケス。ニーリックスはがっくり。でも、ケスのエロジウムはピンクたちの影響で、また時が来れば起こるらしい。よかったね。

艦長はクルーの子供を認めるべきか、マークの写真を見ながら悩んでます。日誌には子供たちの教育施設や環境を不安の原因としてあげるけど、実際のところは、マークとの子供が産めない自分が切ないんじゃないでしょうか。

ワイルドマン少尉が妊娠を知らせに来ます。産むなと言われたらと不安を抱えながら「この子しかいないんです。主人とはもう…」と訴える少尉。なんて…艦長には切なすぎる!しかし、艦長として、女として、おめでとうと言うしかない艦長。安堵する少尉と艦長の対比が印象的です。

このエピはここ2~3話なかった艦長と副長のからみやなんかがあって、好きなエピの1つです。

今回のお題。「エロジウム」ってすごいね。邦題・原題云々じゃなくて、この一言に尽きます。ケスのエロジウム自体もすさまじかったけど、このネーミングもすごい。シーズン1に「エロシーンの風」っての出てきませんでした?英語圏って大胆…今回の副長ばりです。ところで、当然の疑問として触れておかなければならないのは「一生に一度しかないエロジウム」ってことろ。種の保存としてどうなの?単純に考えれば、世代毎に人口が半減していくことにならない?しかも、全員が子供を作るわけじゃないから…。誰もそれを突っ込まないところがまた不思議。たとえば、必ず双子以上の子供が生まれるとか、そういうのがあればよかったのでは、と思うのですが。

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コメント

こんにちは。

私のブログ「セレヤの山の下で」に訪問、コメント、ありがとうございます。

オカンパ人の生殖に関しては、私も不思議に感じていました。
私もブログで書きましたが、
http://blog.goo.ne.jp/haru2006_1964/d/20071109)
ほかにも何人かの方が、おかしい、と書いているのを見ました。(Yahoo!掲示板など)

でも、ストーリーよくかけていますね。
私はこれほど詳しくは記憶できません。

女性が活躍するドラマで、
「女警部ジュリー・レスコー」もお奨めです。
日本では、「ミステリチャンネル」でしか放送されていませんが。

これからよろしくお願いいたします。

投稿: haru | 2007年12月31日 (月) 21時00分

>haruさん
コメントありがとうございます!
ケスはホントに謎(というか理屈に合わないこと)が多いキャラですよねー。今度ケス特集をしようと思ってます。
私はDVDでVOYを見ているので、ちょこちょこおさらいしながら書いてます。特にこのエピは佳作(入選の下って意味じゃなくて、良いのほうで)だと思っているので、書き込んじゃいました。
こちらこそ、宜しくお願いしますね。

投稿: 浅木 | 2008年1月 1日 (火) 01時51分

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生活習慣病の種類には、高血圧、肥満、高脂血症、糖尿病の他に、心筋梗塞、狭心症といった心疾患や脳梗塞や脳卒中といった脳血管障害、動脈硬化、脂肪肝、高尿酸血症、歯周病、循環器疾患、肺扁平上皮がん、肺がん、胃がん、大腸がんなどのがん、慢性気管支炎、肺気腫、アルコール性肝障害など、遺伝や先天性の場合を除き、生活に関する要因から来る種類の病気は全て、生活習慣病とされています。これらには、一見共通性がないようにも見えますが、実は関係があるのです。高血圧は、肥満から来る場合があり、高脂血症...... [続きを読む]

受信: 2007年12月31日 (月) 11時59分

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受信: 2008年1月13日 (日) 14時51分

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