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第9話「Emanations(来世への旅)」

 死体と入れ替わりに、ハリーが消えた…。

※ネタバレです。

 こういうのは、やっぱりハリー。

でもやですねー。小惑星に降りたら死体の山?さすがのトレスもビックリです。「(死体について)肉眼での観察に留めたい」という副長ですが、観察した後の講釈は人類学者らしいですね。最後まで聞いてみたかった。

死体が来た場所に飛ばされたハリー。「これから死ぬ人」と同じ部屋に連れてこられる。すごいな、隔離しとけよ。

死体を「蘇生」させるドクター。あの繭みたいなのは「細胞が壊れてできる分泌物」?細胞が壊れてる死体を蘇生ってどうやってやるの?ん?細胞って常に入れ替わってるのか?じゃあ、常に繭ができてないとおかしいのでは?生物は好きなはずだけど…わからん。「小惑星が死体だらけだった」と聞いて動揺する副長が可愛らしい。触ってたもんね、べったり。 「蘇生」させられたプテラはパニック。ま、そりゃそうだ。

「死の淵の向こう側に何があるのかを見た、ただ一人の存在」らしいハリーは、帰してもらえなくなります。死亡学者としては興味があるんでしょうが、知りたいですか?死の淵の向こう。知ったとして、死んだらそうならなきゃいけないのは変わらないじゃない?

「私、これからどうすればいいの?!」 というプテラの台詞はよくも悪くも耳につきました。ストレートで、若者らしく、素直な一言ですが、そのあと「おなかがすいたわ」とはならないでしょう。

さて、「死んでいく人」ハティールさんはどうやら安楽自殺をやめることにしたようです。この奥さんちょっと酷い。仮にも死んでいく人に対して「ありがとう」って言ってみたり、そりゃいきなり「やめる」って言われたら「どうして?」ぐらいは聞くでしょうが、「死んでくれないと困る」みたいな言い方はちょっと…。彼の事情は、私もひどいと思います。死がより高い存在への昇華だとしても、現世から消えることは確かでしょう。それならば、彼の人生を否定することになるような…。

帰ることにしたプテラは結局しんでしまいます。なんだか可哀想。動揺させただけだったような。一方、帰れないハリーは、死ぬのを戸惑う「死んでいく人」ハティールさんと入れ替わることにします。「死んで」と言った家族は、行方不明になっても心配しないと思うけどね。

最後に艦長は、「あなたはまだ若いから…云々」なんてことを口にします。ケイトさんはVOYが始まった時点で40前だったらしいのですが、艦長はいくつの設定なんだろう…。

今回は転送室勤務のセスカ。あれ?機関部員じゃなかったの?多様な才能を見せる、レギュラー並に出演回数の多いセスカです。

今回のお題。EMANATIONは、「放射物」と訳していいのでしょうか。最後の艦長の言葉とリンクしますね。来世への旅を題にするのなら、その旅の途中にあったプテラは、来世へ行けたのでしょうか。「死」や「来世」がテーマの回でしたが、科学者の艦長やクルーにとっては、ああやって終わらせるしかなかったのかもしれません。  

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