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第19話「Projections(ホログラム)」

 ヴォイジャーに一人残されたドクター!そこに現れたのは。

※ネタバレします。

 いきなりのコンピュータの一言に驚かされます。「内分センサーによると、船内にクルーは一人もいません」

コンピュータに色々聞いても、状況はよく分からない。ドクターは自分を停止しようとする。「緊急医療ホログラム」としては、ああいう風にプログラムされているのね。

飛び込んできたベラナの話によると、ケイゾンの攻撃を受けて艦は損傷。艦長とベラナ以外のクルーは脱出するもののケイゾンに捕まっちゃった…。そんでもって艦長はブリッジで故障。転送できないから、前から準備しておいたエミッターでドクターをブリッジに送る。この辺りから、ちょっと話が変だな。

まぁとにかく、ドクターはブリッジ初登場。艦長をお助けします。ところが、今度はニーリックスからSOSが。ニーリックスよ、お前もか。食堂に移動したドクターが、壁の穴を通り抜ける動きが可愛いですね。ここは完璧にコメディです。

食堂で「出血」しちゃったドクター。医療室に帰って調べてみると、血圧や脳波まで検出される。そのトリコーダー、壊れてるんじゃなかったの?しかもコンピュータはEMHなど存在しない、艦の医療部長は「ルイス・ジマーマン」だという。でもさ、ジマーマンってホロプログラマーでしょ?土俵が違うんじゃ…。

それこれしてるうちに、艦長たちがやってきて。ドクターが異変について話すと、艦長は「艦内の全てのホログラムを終了して」と言う。するとその艦長たちが消えてしまった!ドクターは軽く頭痛を感じる。

コンピュータ曰く、艦長はじめクルー全員はホログラムだったという。んなわけない、信じられないドクターの前に、ちょっと落ち着きのない男、バークレイが現れます。彼いわく、ドクターはホログラム同一性症候群だという。ドクターは人間で、木星ステーションで、ヴォイジャーはプログラム。しかも命が危なくて、早く外に出るために、艦を爆破させてプログラムを終わらせるという。おまけに、ヴォイジャーがプログラムであることの証拠に、δ宇宙域に来た日を再現して見せた!ドクターはイマイチ信じられないけれど、廊下には出られるし、艦のホログラム中枢を破壊しても自分は消えない。そのうえ激しい痛みに襲われて、ドクターはワープコアを壊そうとする。

その時、副長が現れて「全部嘘だ!」とドクターを止める。今度は、バークレーが幻影だと言い出した。ドクターがホロデッキにいる間に、自分の回路とループを起こし、記憶や感覚が浸食されているのだと。「ただ待て」という副長に「プログラムを壊せ」というバークレー。しかも「奥さん」だというケスまで出てきて大混乱。「何があっても愛してるわ」というケスに「きみはきれいだよ」と口走るドクター。

その時、ドクターは医療室に戻っていた。ハリーやトゥヴォックがいて、なんとも恥ずかしい。副長の言うとおり、ドクターの回路の故障だったらしい。こそこそと普段の作業に戻ったドクターだったが、ケスは「私のことは愛してないの?」「私たちの結婚も終ね」と。バークレーまで現れて、またまた大混乱に。

が、今度は、本当にホロデッキに戻ってきて、艦長たちが迎えてくれる。ケスも今度は「私が妻だったの?」と。「ニーリックスには内緒にしてね」というケス。ひょっとしておじさん好きですか?

ドクターは「自分が何者か?」という問いかけに心を奪われていたことを不思議に思う。「自分はヴォイジャーのEMHだ」というドクターに「本当にそうかしら?」と言い残して去るケス。ドクターは思わず廊下に腕を伸ばして確かめてしまった。

これまでのドクターにはない痛みや混乱の表現が見られて、彼の幅が広がったエピでした。

今回のお題。合格です。言うことありません。ただし、うまいというほどのこともない。邦題としては、毎回これだけ素直に付けてくれるといいのですが。

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