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つばさを、下さい。

 またしても、発端はNHKです。私の住んでる地方で先日放送された番組(タイトルを失念)で、ソプラニスタの岡本知高さんを特集してました。

 その番組で、岡本さんがご自身のコンサートで毎回歌う曲として「翼をください」が紹介されていました。

「翼をください」 もともとは、昭和47年に赤い鳥というコーラスグループが出した曲ですが、現在はもっぱら学校などで合唱曲として使われています。音楽の教科書には必ずと言っていいほど掲載されていますよね。

岡本さんは、「この前向きな歌詞に惹かれ」コンサートで必ず歌うようにしていらっしゃるそうです。しかし、私の印象は違うんです。 私はこの歌、とても悲しい歌だと思いました。

その伸びやかなメロディラインは確かに明るい曲ですし、歌詞も一見明るい言葉が並んでいるように見えます。でも、サビの部分で、

 この大空に 翼をひろげ 飛んで行きたいよ
 悲しみのない 自由な空へ 翼はためかせ 行きたい

って歌ってるじゃありませんか。まるで、私たちの立っている大地は、悲しみに満ち自由もない世界だと、言わんばかりに。しかも、2番で

 子供の時 夢見たこと
 今も同じ 夢に見ている

とあります。子供のときから、そんなこと思ってたの?そして今の変わらずに?

最初にこの歌を聞いたのは、中学生くらいだったと思います。歌詞を見ながら、だったかな。そして、「悲しいわー」というファーストインプレッションを受け、今もこの歌を聞くとその時のキモチが思い出されます。こんなこと考える私は、ひねくれているでしょうかね。

この歌の作詞をされた山上路夫さんの意思は分かりません。それにもちろん、岡本さんの解釈や彼がこの歌に込められた思いを否定するわけではありません。あくまでも私個人が受けた印象なので…。実際、テレビで放映されていた岡本さんの「翼をください」は、パワーと希望が溢れていて、とっても素敵でした。

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