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第41話「Resolutions(ヴィディア人の協力)」

 第2の地球で、2人っきり…。

※ネタバレです。

 J/C、また艦長・副長のファンの中では「聖典」とまで言われる伝説のエピです。また、シーズン7の初回に収録されている、日本語吹き替えの声優陣座談会の中でも、「印象深かったエピ」として挙げられています。とにかくVOYにとってインパクト大。

緑豊かな星。芝生の上に置かれたカプセルの中から起き上がる艦長と副長。艦長、2回連続でカプセル入りです。ドクターからの通信で、2人がウイルスに感染し、星でしか安全に生活できなくなってしまうことが分かります。ヴィディア人なら何とかできるかもしれないけれど…クルーの臓器が危ない。艦長は艦の指揮権をトゥヴォックに委譲し、α宇宙域への帰還とヴィディア人との接触禁止を命じます。

2人を残していく決定に、上級仕官は戸惑います。ハリーにいたっては、言葉も出ない。

生活用品に、テクノロジー、それと研究用品。艦長は感染源の虫を見つけて、なんとか星の条件を複製するつもり。副長の興味は、シェルターの壁の色。艦長は「バスタブがない」と不満をもらします。そして極めつけ、「その艦長てのはやめて、ただのキャスリンでいいわよ」。戸惑いながらも、ウレシそうな副長。

一方艦内は暗い。何も照明まで落とすことはないと思うけど。ハリーは諦めないけど、ベラナは必死に自分を抑えて仕事をします。

星では私服の2人。キャスリンは虫を探すし、チャコティは何か作ってる様子。楽しそうに笑い合う2人ですが、トゥヴォックからの通信で現実に戻されます。艦長として、最後の挨拶…涙目です。ブリッジでも、機関室でも、医療室でも、そして食堂でも、クルーが無念の表情を浮かべています。そしてトゥヴォックから「長寿と繁栄あれ」の言葉を贈られて、ヴォイジャーとのリンクは切れてしまいます。

「ジェインウェイ私的記録」おぉ?これは原語で…「Kathryn Janeway's Personal Log」か。できれば「Kathryn's log」って言ってほしかった!星は「第2の地球」と名づけられ、チャコティはキャスリンにバスタブを作ってあげました。おー入浴シーン!チャコティは砂でお絵かき。そこへ現れたのはお猿さんです。キャスリンは話しかけますが、お猿さんは退散。駆けつけたチャコティはキャスリンの胸元に釘付け…。そりゃそうだ。キャスリンはそれに気付いていましたが、バスローブを着て「他にも霊長類がいるか探してみましょう」と。チャコティは「キャスリン」と呼んで、自分の運命を認めて生きていくべきだといいますが…キャスリンは研究を続けるという。

一方ヴォイジャーでは、ヴィディアの船との接触を避ける。ハリーはいつになく反抗的。トゥヴォック艦長は、ハリーの任務を解きます。食堂では、ハリーに賛同するクルーとベラナ、ニーリックスで話し合いが。

その夜、ハリーがトゥヴォックの部屋へ。お、トゥヴォックも私服じゃん。ハリーはきちんと謝罪して(この辺がえらいよね)、以前ドクターと恋におちたダナラとベラナを条件にヴィディアと接触すべきだといいます。が、トゥヴォックは有無を言わさない。どんどん雰囲気が悪くなっていきますね。

チャコティはキャスリンに読書用の背もたれを作ってあげてます。料理までする、マメな男。いつまでも仮の宿ではなく、温かい家を作りたいのです。でもキャスリンは、まだ諦めずに研究を続けたい。でも、2人はもうコムバッジをつけていません。

キャスリンは1人で森に入って、虫を捕らえます。ついでに、お猿さんと再会。お猿さんが教えてくれたのは、急なプラズマ嵐でした。逃げるキャスリンですが、何度も投げ出されてしまいます。そこへチャコティが助けに来ます。

作戦室。ケスがたずねてきて、父親の話をします。そしてトゥヴォックの喪失感を聞いて、「他のクルーはもっと苦しんでいるのよ」と。ケスはクルーと話し合う説得にやってきたのでした。ブリッジに出ると、みんな集まってます。トゥヴォックは、自分の責任において、ヴィディアと接触すると宣言します。

嵐の夜。シェルターに戻った2人は、机の下で非難します。研究材料が落ちて壊れて、嘆くキャスリンを、チャコティは優しく抱きしめます。朝、外に仕掛けた罠も全滅。キャスリンは研究を諦めます。

ヴォイジャーではヴィディアとの交渉に成功、ダナラは元気そうだ。彼女いわく「地中に棲む虫が媒体」だという。それじゃ空中に仕掛けた罠に入らないはずだわ。クスリもある。ランデブーの約束をします。

お片づけ中の2人。キャスリンが口にした「ここの暮らしの方がずっとまし」という言葉にチャコティは喜びます。夜、キャスリンの肩もんであげるチャコティ。ホントにマメ男君だね。お互いに思うところがあったのか、ベッドへ行ったキャスリンを見つめるチャコティ。

ヴィディアの船に囲まれたヴォイジャー。武器を起動しています。

一度ベッドへいったキャスリンでしたが、戻ってきてチャコティと向かい合います。「2人のことで、取り決めをしておきたい」というキャスリンに、チャコティは「怒れる戦士」の話をします。キャスリンと自分のことを例えて…分かり易すぎますよ(笑)。手を握り合う2人。で、この先あるでしょう、普通。

ヴォイジャーはヴィディアの攻撃を受けてピンチ。一方医療室では、ダナラから連絡が入ります。治療薬を持ってる。トゥヴォックは艦中のタイミングを計って、クスリの転送と攻撃を成功させます。そして、2人の待つ星へ。

キャスリンは意外な特技で、タラクシアトマトを栽培中。苗を見つめて、満ち足りた気分に浸ります。チャコティの新たな工作はボート。楽しそうな2人に、トゥヴォックから通信が…。

荷物をまとめた2人。悲しそうにタラクシアトマトの苗を見つめる制服姿のキャスリン。お猿さんもお別れにやってきました。最後に見つめあい、転送される艦長と副長。

ブリッジでトゥヴォックとクルーに礼をいい、副長に検査を命じる艦長。「了解」と答える副長ですが、2人は決して目を合わそうとはしません。2人の指揮の下、また進みだすヴォイジャー。

いつになくリラックスして艦長や副長の姿が見られますし、これが2人の気持ちを確かめる重要で貴重なエピの一つなんですが…。コマンド席に座って前を向く二人が少し悲しいですね。トゥヴォックもかわいそうでしたし。

今回のお題。…やってくれました。この大事なエピの邦題が「ヴィディア人の協力」だとぉ?!それじゃないでしょう、テーマは!原題「Resolutions」から見たって、艦長と副長の、或いは元マキクルーと連邦クルーの「融解」や、副長が語った「決心」、トゥヴォックの「決断」じゃありませんかー?!

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