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第39話「The Thaw(悪夢の世界)」

 とってもとっても賑やかな、夢の世界。

※ネタバレです。

 部屋でクラリネットを吹くハリー。でもお隣のベイタート少尉にうるさがられましたね。そして例によってブリッジに集合がかかります。上級仕官も大変だ。

ブリッジ。機能していない人工衛星、氷結状態の地表。人の気配はないのに、通信が。ヴィオーサという人からの自動送信だった。冬眠状態にある彼らの起きる時間を、もう4年過ぎている。艦長は冬眠ポッドを船に転送した。

2人は死亡、3人は生存。ポッドの中の脳は繋がって、夢を見ていた。地表は目覚めてもいい状況なのに、目覚めない。死亡した2人の死因は精神的なトラウマによる心臓麻痺なので、ポッドの中は快適とも言えない。

彼らを起こすには、システムの中に入ってみるしかない。ハリーとベラナが5分だけ行くことになった。

夢の中に入った2人。コンピュータが作ったサーカス団が踊ってる。「友達を探してる」と言うと、灰色のピエロが「みんな友達さ」と答えた。そのうち、歌って踊って、ハリーたちをピンクのギロチンにかけようとした!その時ヴィオーサたちが現れて、止めてくれた。灰色ピエロはなんでもお見通し。キャラクターは、ポッドの中にいる人の脳が作り出したものだった。しかもこの世界を支配していて、ギロチンにかける恐怖で2人殺していた。

時間を過ぎたのに帰ってこないハリーたちを、リコールプログラムで呼び戻そうとしたけれど、システム内からハリーが解除してしまった。ピエロはみんなの脳を利用して存在し続けたい。ピエロは死に対する恐怖が具現化したものだった。

ピエロの要求を伝えるため、ベラナが帰ってきた。人質をとった「恐怖の具現化」と交渉しなければならない。でも交渉役が新たな人質になりかねない。

ハリーは失望気味の3人を励ましていた。けれどピエロを弄ばれる。そんな時、ドクターが現れて、艦長の条件「シュミレーション頭脳」を伝えるが、帰れコールにあって戻ってきます。

侮蔑的な態度を知った艦長はおかんむり。なんとか人質を助け出そうと、考えた時、ヴィオーサが与えたヒントによって、システムの環境自体を消すことを思いつきます。ピエロに気付かないようにやらないと。

ドクターは時間稼ぎのために夢の中へ。その隙にベラナがシステムの解除に取り掛かります。少しずつ消えていくキャラクター、飾り。でも途中で気付かれて、ヴィオーサはギロチンにかけられます。もう少しのところでしたが、システムを元に戻すほかありませんでした。

「あたしのせいよ!」と自分を責める艦長。恐怖そのものが求めるものは…?

ドクターは「あと1分」「あと42秒」と言いながら、「艦長自身がここへ残るから、人質を解放する」という条件を突きつけます。艦長のために、喜んで応じるピエロ。艦長が現れ、「私は恐怖を信用するの」という。喜ぶピエロをせかして、人質は解放させます。ピエロと艦長の一騎打ちです。

送られてきた艦長は、艦長のホログラムだった。艦長はポッドに入ってるけれど、眠ってはいない。 

恐怖は、ただ征服されるために存在する。ピエロが「艦長」を歓迎したのも、彼女に征服する力があると感じたから。おれはどうなる、というピエロに恐怖はやがて消えるのよという艦長のホログラム。くそっ、と言い残して、恐怖は消えた。

こわーい、気味悪い話。でも、最後に艦長のナイスなアイディアで、さくっと解決しましたね。

今回のお題。原題「The Thaw」は「雪解け、(緊張などの)緩和」という意味。日本語にするとイメージが掴みにくいかも。邦題「悪魔の世界」、悪くないですけれど、悪夢だけでもいいんじゃないでしょうか。~の世界がつくと、「小さな世界」を連想して、頭の中がディズニーパレードになっちゃう。

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