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第82話「Message in a Bottle(プロメテウスの灯を求めて)」

 ドクターに託された、メッセージ。

※ネタバレです。

 ベラナはセブンに対して避難轟々です。仲に入る副長も大変です。そこへ、当のセブンから出頭命令が。

副長は途中で艦長とも合流します。艦長もまた出頭命令を受けたようです。ラボへ入ると、セブンがあるものを見つけていました。宇宙艦隊の船です。

船があるのはα宇宙域のディープスペース。セブンは、広範囲に広げられた中継ステーションを使って見つけたようです。船は、41分後にセンサー外に出てしまうので、すぐにメッセージを準備しなければ。

ブリッジ。艦長はヴォイジャーがδ宇宙域にいることを伝えようとメッセージを送りますが、すぐに反射されて戻ってきてしまいます。ベラナはホログラムを送ろうと言い出します。時間がない。今あるホログラム、つまりドクターしか…。医療室のドクターは実験途中であっという間に転送されます。

天体測定ラボ。何がどうなるか分らないけれど、やってみるしかありません。向こうのEMHシステムにダウンロードされるドクター。慌てて送り出したものの、不安気な艦長。

艦隊の船。ヴォイジャーより鋭い形。ドクターは無事、プロメテウスという船の医療室へ到着しました。そこには誰もいないので、船内に通信を試みますが、通信システムへのアクセスが制限されています。すると、そこのクルーが倒れていました。1人を起こして事情を聞くと、ロミュランに船を乗っ取られた、と言い息絶えました。

ブリッジには艦隊の船が迫ってきています。27人のロミュランが乗っているのみで、艦隊クルーは全員死亡していました。最新式のディープスペース船、プロトタイプのプロメテウスです。それへ、艦隊の船が攻撃してきました。司令官は「多方向攻撃モード」を起動しました。カウントダウンのあと、分離するプロメテウス。おぉ、すげー…。ブリッジでは、1人のロミュランが怪我をしました。分離した船は、艦隊の船を攻撃し、再び合体。

他の船と通信したいドクターですが、承認コードがないためできません。そこへ、負傷したロミュランが連れてこられました。苦し紛れのドクターは、ここのEMHを装ってロミュランを治療しにかかります。とりあえず、けが人のみになりました。ドクターは、プロメテウスのEMHを呼び出します。すると、出てきたのは若い白人男性のホログラムでした。

ドクターを若干馬鹿にしたEMHですが、ロミュランに乗っ取られたと聞くと、すぐに停止しようとします。ドクターは2人で何とかするしかないと言いますが「僕は医者だ、戦闘員じゃない」と、お決まりの台詞を取られてしまいました。EMHシリーズの標準装備?EMHは決まりがどうのというより、プロトタイプの船や自分が不安なだけでした。いやいやながら、とりあえずロミュランの治療をしにかかります。

ヴォイジャーでは、みんな気が気じゃありません。艦長は、家族とマークへの手紙を書き直していました。マーク…まだ好きなんですね、艦長。そして、副長もイトコに手紙を書いていました。

医療室。具合の悪そうなクルーが2人とニーリックス。トムの診断は「胸焼け」です。原因は、ニーリックスのとにかく辛いチリでした。地球に帰った時のために、料理の試作をしていたのです。

プロメテウスはワープ9.9でロミュラン領域へ向かっていました。ドクターは、気体の麻酔薬を使ってロミュランを眠らせようと考えます。薬を用意しながら、ドクターの機能について話し手いると、EMH2は性的関係に異常に興味を示します。あは。環境コントロールがブリッジにあるので、ドクターがそれを解除し、EMH2が薬をばら撒くことに。ジェフリーチューブの入り方も分らないんですが、大丈夫でしょうか…。

ドクターは細菌があるかもしれないと言って、ブリッジに侵入。ロミュランは、プロメテウスを他に売り飛ばすつもりのようです。

医療室ではトムの奮闘が続いていました。トムはハリーを呼び出して、「俺はパイロットなんだ、医者じゃない!」と。トム、充分らしくなってますよ。そして、ドクターの代理を作ろうとします。

ベラナは天体測定ラボでセブンに「ものの言い方」についてお説教します。その途中、中継ステーションのエイリアン、ヒロージェンから通信が来て、リンクを切られてしまいました。

ドクターはなにか企んでいることがばれてしまって、司令官に尋問を受けます。司令官は、自分の部下かもしれないと疑っています。そして、データからドクターがスパイのために送られたと思ってます。事実を話しても信じてはくれないし。と、その時部屋にガスが充満し、ロミュランたちが倒れました。やってきたのはEMH2です。船中に麻酔をかけちゃったらしいのです。

ブリッジに移動した2人。操縦の経験があるのはドクターの…シャトルだけ。でも、もうすぐロミュラン領域です。最新型の宇宙艦は難解です。なんとか船を止めることはできましたが、他にも次々と問題が。ロミュランの船までやってきて、もう大変。

再びリンクを開いたヴォイジャーですが、ヒロージェンは好戦的。セブンは電磁波を送って気絶させてしまいました。許可を得てやれ。

ハリーは結局トムに協力。映像を出して、医療ファイルにダウンロード。触覚や、性格も作って、さあ…。ドクターもどきは解剖学の暗唱を始めてしまいました。データが重過ぎて、ホログラムは消えてしまいました。結局、トムが解剖学を勉強する羽目に。

プロメテウスではEMHたちが奮闘中。ロミュランが通信してきました。誤魔化そうとしましたが、攻撃されます。艦隊の船まで攻撃してきて、どうするー?

あれこれやりますが、なかなか上手くいきません。攻撃をしても、艦隊の船を撃ってしまいました。EMH2がめちゃくちゃに押したボタンで、「多方向攻撃モード」が起動します。「ターゲットの指定を」と言われて、ロミュラン!と叫びます。そうして、プロメテウスは無事艦隊の手に戻りました。

α宇宙域からの通信を受信したヴォイジャー。ドクターが帰ってきました。医療室で実体化したドクターは、報告します。艦隊本部と話し、家族への連絡も帰還も保障されました。そして、1つのメッセージを託されていました。「あなたたちはもう、1人ではない」

シリーズの半分が近づいたところで、艦隊にヴォイジャーの無事(でもないですが)を伝えることができたというエピ。もうそろそろ希望が見えないと、というのもあるんでしょうが、最後のドクターと艦長の一言は感動的ですね。

今回のお題。原題「Message in a Bottle」は「瓶入りの伝言」。海辺に流れ着く、コルク栓のついた瓶を想像しますね。ドクターがさしずめ、瓶ってところでしょうか(笑)。邦題「プロメテウスの灯を求めて」。プロメテウスはギリシャ神話の登場人物(神?半神だったような…)です。人間に火を与え、全能の神ゼウスから罰を受けます。人間にとって、彼が与えた火は、猛獣から身を守り、身体を温め、食を広げ、闇を照らす希望の灯火でした。ヴォイジャーにとっても、そういう希望の光がプロメテウスからもたらされたと言えるでしょう。また、先のネタバレになってしまいますが、ヒロージェンが使っていた中継ステーションを無断使用してしまったことで、罰…とまではいかなくても、後にひどい目に遭います。今回はなかなか上手くつけましたね。

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