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第80話「Mortal Coil(大いなる森への旅)」

 死んだら、「大いなる森」に好きだった人がみんないて…

※ネタバレです。

 食堂。月例報告を書くハリーに強烈コーヒーを入れてあげるニーリックス。副長がやってきて、原初物質のサンプル採取に一緒に来て欲しいと言います。ニーリックスは扱ったことがあるから。厨房に入ると、セブンが料理を食べられないと言ってきます。ニーリックスはお構い無しに、プリクシンという行事の初日にセブンを招待。家族を祝う大事な行事です。そこへ、ワイルドマン少尉から通信が。娘のナオミが寝付けないと言うので来て欲しいと言われます。大忙しのニーリックスです。ナオミはニーリックスが名付け親で、お守りもしているようです。「ボナペティ!」と言い残してイソイソと向かいます。

ワイルドマン母娘の部屋。えー!ナオミってシーズン2で生まれたあの子でしょう?どう見ても4~5歳なんですけど。お化けがいないことがわかったナオミに、ニーリックスは「大いなる森」というお話をします。タラクシアンがいつかみんな行く場所。暖かくて、美しくて、大好きな人がみんないて。そこのことを思うと、怖くて眠れないなんてことはない。

ニーリックスは第2貨物室に入って声を掛けます。「シリンダーや~」セブンが起きた。その前で、シリンダーに呼びかけながら探します。見つけたとき、ケイゾンの話に。ボーグはケイゾンを低レベルと判断して同化さえしなかったそうです。

副長、トムとニーリックスはシャトルでお出かけ。トムは週1回でいいからピザを作って欲しいと頼んでます。週1で食べるの…?ピザを?原初物質を見つけて、転送しようとしますが、ビームで物質が発火。サンプルを採って、急いで帰ろうと言う時、ニーリックスが雷に打たれました。すぐにトムが駆けつけますが…手遅れでした。

心拍も神経も損傷が激しすぎました。仕方なく、原初物質の回避に向かいます。副長の救難信号を受け、ヴォイジャーがシャトルを追いかけ、見つけました。

ニーリックスの検死が終り、艦長たちは葬儀について相談します。そこへセブンがスタスタとやってきて、ニーリックスの状態から、ナノプローブを入れて蘇生させられると言います。「この船での彼の役割は多様だ」と言うセブン。迷った艦長ですが、許可します。

いつになく、治療の指導権をとられたドクターですが、ニーリックスはあっという間に蘇生します。

自分に起きたことを俄かには信じられないニーリックスですが、艦長に連れられて部屋へ戻ります。まだナノプローブの追加が必要ですが。艦長は副長に調査を、ニーリックスに休養を命じます。でも、家族の儀式だけはしたいというニーリックス。艦長は、去年酔っ払ってしまった果実酒(だと思います)を加減してと頼んで一言「生き返ってよかった」。

艦長と別れて部屋に入ったニーリックスですが、何故か暗い顔で樹のオブジェに向かって悲しそうに語りかけます「アリクシア、なぜ来てくれなかった…」

セブンはトゥヴォックに、死というものの態度が理解できないと言います。ボーグは記憶が集合体の中に生き続けるから、恐れないと。自分の記憶も。

副長は事故のシュミレーションをしに廊下を歩いていると、ニーリックスがやってきます。「休みを取るとどうも、休まらない」と。事故の状態が再現されます。倒れた自分(のプログラム)を見て、「誰も来てくれない…森もない」と言い出します。戦争で死んだ家族が来て、「導きの木」の前で待っててくれると。でもそれは起こらなかった。副長は人物のプログラムを消しますが、ニーリックスは「俺たちも俺と同じ」だと。どっぷり落ち込んでます。

食堂。ほとんどのクルーが私服です。艦長は、オフホワイトのシャツ。ニーリックスはやっぱりどこか暗い。トゥヴォックは何か言うことがあるらしく、呼びかけますが、誰も気付いてくれません。そこへトムがやってきて「昔懐かしい」手、グラスをスプーンで叩いてみんなを振り向かせます。眉を顰めるトゥヴォックですが、効果は絶大ですね。トゥヴォックはニーリックスの要請を受けて「プリクシン最初の夜の挨拶」をします。長いところは割愛して。「我々は1人ではない」と。トムが続けます「数日前、家族の1人を失いかけた。怖かったよ」。彼が戻ったことに乾杯するクルー達。挨拶をしようとしたニーリックスですが、言葉が続きませんでした。

副長はニーリックスに声を掛けます。大丈夫だと誤魔化したニーリックス。副長はいつでも相談に来いと言います。

艦長が声を掛けたのはセブンですが、楽しんではない、ときっぱり。艦長はパーティの参加の仕方を教えます。セブンは言われたとおり、ドクターたちの会話に参加。ナオミは驚異的なクタリア人の成長を見せているそうです。あ、それでね…。で、セブンの会話は、チグハグ。

輪から出たワイルドマンがニーリックスに声を掛けると、驚いてお皿をぶちまけてしまいました。ナオミはニーリックスを相当恋しがっているようです。それを聞いたニーリックスは、すぐにナオミに会いに行きました。

ナオミは「大いなる森」のお話をせがみます。気乗りしないニーリックスですが、話し始めます。ナオミは森の夢を見たと話しますが、ニーリックスはおざなりに「きれいだったね」と。

夜中、1人食堂を片付けるニーリックスのところにセブンが来ます。血液をチェックしにきたのです。セブンが言った「生きる」という言葉にニーリックスはつっかかります。「ニーリックスは死んだ、俺はただの抜け殻だ」と言って興奮していると、急に苦しみだして倒れます。細胞の壊死が始まったのでした。

当面は大丈夫ですが、あまり良くない状態です。ニーリックスは副長に、ヴィジョン・クエストをさせてくれと言います。副長は、時間をかけて解釈するようにいいます。

自分を表す物として、アリクシアの作ったネックレス・ケスの花・導きの木の置物を持ってくるニーリックス。トリップ…ああいえ、瞑想が始まります。「船を出て、最も安らぎ幸せだった場所へ」と言われ、ニーリックスがたどり着いたのは、パーティの食堂でした。談笑するクルー。ニーリックスは、艦長と話しているタラクシア人の女性を見つけます。それはアリクシアでした。呼びかけるものの、艦長のところにたどり着いた時には、アリクシアはいませんでした。食堂を出て行く彼女を追いかけるニーリックス。森へたどり着きます。

ニーリックスは尋ねます「どうしていなかった?」彼女は、全部ウソだからと答えます。そして、ボロボロと崩れ落ちるアリクシア。明るかった森は急に暗く気味悪くなり、1つのベッドが現れます。そこには、火傷を負った自分がいて、「とるべき道は1つ」と言い、今度はトムが、トゥヴォックが、艦長が、クルーたちが次々と絶望的な言葉を浴びせかけます。

天体測定ラボに来たニーリックスは、セブンに謝ります。セブンは淡々と話を聞くだけ。ニーリックスは、「みんなあんたのことが好きだ」と言います。

食堂、副長がやってきて、カウンセリングに来なかったニーリックスに会いにきたのでした。ニーリックスは安らかな映像だったとウソをついたようです。後で部屋に来るように約束させられたニーリックスは、食堂の照明を落として、部屋へ。

部屋で、トゥヴォックへのメッセージを残すニーリックス。一時間後に艦長へ送るよう設定し、今度は転送室へ行きました。

無許可の転送を察知したブリッジ。副長が止めに向かいます。艦長はニーリックスに呼びかけますが、応えてくれません。転送を始めるニーリックスですが、オーバーライドされました。再び転送しようとしたところへ、副長が来ます。強烈なイメージも、別の解釈ができると説得。でもニーリックスは、いつか会えるはずだった家族の元へ行こうとしています。そこへワイルドマンから通信が。副長の必死の説得が続きます。そこへ、ワイルドマンがやってきて、ナオミがレプリケーターにお化けがいると言っていると。副長は言います「君以外に誰が退治できる?」。ニーリックスは転送パッドから降りて一言「さぁお仕事だ」。

ナオミを寝かしつけるニーリックス。ナオミは彼を心配します。でも「もう直った」と笑うニーリックス。その夜、ナオミはまた「大いなる森」の夢を見るのでした。

ニーリックスメインのエピは、少ないけど重いですね。

今回のお題。原題「Mortal Coil」は「臨終の渦」ってとこでしょうか。意味不明です。あいや、これにShuffle offをつけると「死ぬ」って意味…じゃなかったですっけ?端折りすぎじゃー。邦題「大いなる森への旅」。これも若干意味不明。「旅」はいつした?ヴィジョンクエストでか?「大いなる森へ」で切ってみたらどんなもんでしょうか。

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