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第78話「Random Thoughts(心の罪を裁く星)」

 暴力を思うことは、罪。

※ネタバレです。

 軌道上にいるヴォイジャー。マリという星に来て、買い物三昧のようです。トムはベラナへのプレゼントを買ってきます。ニーリックスは狙っているタリという子に会いに行きます。ケスへの未練から立ち直ったのね。トムのアドバイスは「自分を飾らないこと」。お、いいじゃん。

星の上の市場。艦長は値段交渉に一生懸命ですが、テレパスで見通されてしまいます。若干ずるいともおもいますが、テレパスと付き合いの長い24世紀の方は余裕です。そこにいきなり、男がベラナにぶつかってきました。すぐに謝ってくれましたし、商人も気遣ってくれて、さすがのベラナもそれだけでキレたりはしません。

ニーリックスはタリとお話。彼の下心もタリはお見通しです。返事はOKなので、まあいいんじゃないですか。

トゥヴォックは、保安部長として警察の女性と話しています。彼女はなんと、最期の警察関係者。この星の治安はめちゃくちゃイイらしいです。お互いの保安について情報交換するために、警察の方はトゥヴォックの巡回に同行します。お互いテレパスで話せるんですけど、ま、どちらでも。

ベラナはニーリックスを呼びにきました。突然、遠くの方で音と助けを呼ぶ声が。みんな集まってきたそこには、お店のものをめちゃくちゃに壊し、商人を殴りつける人が。この人、さっきベラナにぶつかったお人です。マリの人はこういう事件に慣れてませんから、艦長たちが止めに入ります。「なぜ?!」と問いかけた艦長に、「分らない…」と答えが。

警察の方はヴォイジャーの中を見学。そのとき彼女・ニミラさんに呼び出しがかかります。

タリは凄惨な現場を目撃し、ニーリックスが慰めます。艦長・ベラナ・トゥヴォックはニミラと話を。地上にいた艦長・ベラナ・ニーリックスは事情聴取を受けます。

艦長が連れてこられたのは、なにやら機械のついた椅子。質問の間中、思考を読み取ることも同時に行われます。ちょっと楽しそうな艦長。みんな同じ様に聴取を受けます。ベラナはミスターグイルとのこと、その時ぶつかってきた人=事件の加害者の話をします。「その時、どう思ったか」と聞かれ、艦長は別に。ベラナはイラついた、少しは仕返ししたいと考えたかも。と答えます。頭の中で、彼をぶちのめすイメージを浮かべた。でもすぐに思いなおした、とも。するとニミラさんは、ベラナを「過重思考暴行罪」で逮捕すると言いました。

この星では暴力行為を思い浮かべただけで罪に問われるのでした。実際に暴力を振るった彼は、ベラナからテレパスで暴力的思考を受け取ってしまったために暴力行為に及んだ、という考え方です。その罰は、暴力的な記憶を除去する手術。ベラナは納得出来ませんし、艦長は時間をもらって調査にでます。

ことを知ったトムは帰ってきた艦長にベラナの奪還を申し出ますが、規則ではその星の法を尊重しなければなりません。艦長は精一杯調査するし、いざとなったらドクターがベラナの記憶を回復できるかだと言います。トムは納得できず、副長のところに同じことを言いにいきます。副長はトムにプランを立てさせます。が、最後に一言「彼女がボスだ」。

トゥヴォックは艦長を手伝いながらも、ニミラさんの考えに賛同しつつあるようです。艦長は何かを見つけたようです。それは、加害者フレインが何度も同じように暴力的思考を抱き、治療を受けたという記録。それをニミラさんは調査結果を提示するけど、調査は終りだと言います。記憶の浄化は予定通り行うと。

ニーリックスとセブンは星で荷物の整理をしています。セブンは思考の制御を怠ったベラナの自業自得だと思っているようです。ニーリックスはセブンのあまりの言い草にちょっと怒っています。ニーリックスに賛成。セブン、やっぱあんたまだボーグだわ。

タリのお店におばあちゃんがやってきました。笑顔で買い物、タリがうっかり果物を落としたとき、おばあさんにはベラナの考えが浮かびました。そして、突然暴言を吐くと、側にあったナイフを持って、タリを刺してしまいました!

現場に駆けつけたニーリックスは、ショックですが、トゥヴォックに事情を説明します。そこへニミラがやってきたの連絡が。会議室で面会したニミラは、今回の加害者もベラナの思考に影響されていた。拘束中のベラナや前回の加害者とは接触できない。殺人事件も扱ったことがなく、ニミラはトゥヴォックに協力を求めました。

トゥヴォックは精神融合でベラナの記憶を読み取ります。前回の加害者、フレインがぶつかってきた時のこと。その直後、商人グイルが触ってきたのですが、彼が何かを欲しがっていたとベラナは感じていました。

トゥヴォックはグイルと話をします。グイルはトゥヴォックが怒りに興味をもっているのか、「君の力になれる」と。なんか怪しい。トゥヴォックは彼の後をつけました。すると、彼は別の男から金を受け取り、何かを取り引きする様子。トゥヴォックは彼らの前に現れ、テレパシーで怒りを交換すると言います。バッジをはずすように要求するグイル。トゥヴォックが応じると、別の男に「後で激しい怒りを売ってやる」と言いました。

グイルの記憶している暴力を読み取ったトゥヴォック。グイルはベラナから怒りを盗んで売りさばいていた。グイルを突き出そうとしたトゥヴォックは、グイルの仲間に袋叩きに遭いました。

トゥヴォックの行方が分らない艦長は、ニミラに捜索隊の派遣を要求しますが、また思考が伝染することを恐れたニミラに断られてしまいました。それにベラナの記憶も浄化すると。

抵抗したベラナですが、鎮静剤で眠らされてしまいました。手術が始まります。

ボコボコにされたトゥヴォックは、グイルに怒りを盗まれます。「最高の怒りを見せろ」と言われたトゥヴォックは、精神融合でグイルを殺すイメージを伝えます。そのあまりの激しさに、気を失うグイル。

手術が進行する中、艦長から通信が入ります。トゥヴォックがグイルを連れて帰ってきたのでした。手術は中止され、ニミラに事情が説明されます。ベラナはわざと怒らされたのでした。俄かに信じられないニミラですが、逮捕することにました。

ベラナは医療室で治療を受け、トゥヴォックに礼を言いました。トゥヴォックは今回のことでベラナが抑えていた怒りの大きさを知り、それをとりあえず抑えていたベラナを褒めます…珍しく。

作戦室。チャイムも鳴らさずズカズカと入ってきたセブンに艦長はビックリ。セブンは「地球に帰るのが目的ならなぜ異星人とコンタクトをとるのか、矛盾している」と意見します。それが危険を招くと。艦長は「それじゃ退屈。好奇心があるの」と言います。また、勝手にスタスタ帰っていくセブン。艦長はとりあえず「行ってよし」と呟きました。

私はテレパスじゃありませんが、人の心や感情が伝わってくるのはよくあることではありませんか?でも、それをどうやって抑えるか、が肝心でしょう。ニミラは「この星では、自分の感情に責任を持て、と教えるわ」と言ってますが、それは暴力を思わないことじゃなくてそれを行動に反映しないってことなんじゃないでしょうかね。

今回のお題。原題「Random Thougts」は「無作為の思考」でしょうかね。邦題「心の罪を裁く星」。「星」がなかったら結構いい感じなんですが…。「心の罪」というのがなんかいいですね。

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