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第75話「Scientific Method(DNAに刻まれた悪夢)」

 艦長の頭痛の正体は、ハードワークだけじゃなかった…?

※ネタバレです。

 ジェフリーチューブの戸を開けたベラナは、無断でパワーをつなげているセブンを見つけます。そのせいで機関室に影響をきたしたのです。「ちゃんとルールを守って」と説教しかけたベラナは、かつて自分も艦長に同じことを言われたことを思い出します。

トムはなにやら急いで医療室を抜け出します。そして艦のある場所へ、何かをもって転送…。その先には、作業中のベラナがいました。これって「無許可の転送」ってやつじゃないの?とにかく花を持って現れたトム。ベラナとラブラブでキスを交わしますが、それを骨格筋肉単位で覗いているものがいました。ベラナは気付いたようですが、ただ良心がとがめてるんだ、と思います。

艦長はここ最近、針を刺されたような頭痛に悩まされて、ドクターにマッサージを受けていました。「徹底的な治療が必要」と言われますが、副長からの通信にブリッジへ向かいます。

全てを引き寄せる連星パルサーのことを報告する副長。でも艦長は御髪まで乱れて、ボロボロ。恒星現象には集中できない様子で、「あなたに一任します」と言っただけでした。

機関室にトムを呼び出したベラナ。2階でいちゃいちゃしてる時、トゥヴォックに見つかってしまいます。慌てて彼を追いかけるトム、艦長への口止めを頼みますが…。ベラナとトムはハラハラもんです。

会議のあと、艦長は2人にお説教されます。吹き替えで聞くとそうでもないですが、原語では頭痛も手伝ってか、かなりきつい口調。中尉たちが口を挟む暇はありませんでした。

部屋で仕事をしていた副長は、ちょっと休憩。ブラックコーヒーをがぶ飲みします。ホットですが…。それをまた、誰かが骨格段位で覗いてました。そして首元が光ると、副長は異変を感じます。洗面台で顔を洗うと、髪の毛がゴソッと抜けました。

副長は急激に老化していました。原因はよく分りません。脱線しますが、ここでドクターが言った言葉が気になりました。「プロジェリアは2世紀前に根絶された」と。テレビでやってますよね、「アシュリー」。それが21世紀の内に根絶される…どうやって?すっごく気になります。えっと、副長ですが、DNAになんらかの刺激を受けている様子。それはそうと、刺青、あんなところまであったんだ…。

ハリーとトムは食堂へ行くと、機嫌良く朝食を作ってくれていたニーリックスが突然倒れます。医療室に運ばれたニーリックスは、やはりDNAに刺激を受けていました。顔がヒョウ柄。タラクシアと種族が似ているマイリーンに見た目が近くなっていました。ニーリックスのひいおじいさんもマイリーン。その遺伝子が強くなったようです。医療室をトムに任せて、DNAの解析に研究室へ。残されたニーリックスと副長は病状自慢。いるいる、こういう人たち。

研究室ではベラナとドクターがスキャナーを使ってDNAを見ています。倍率を上げていくと、塩基対についた染みを見つけます。何かのマークの様。その分析にあたったベラナですが、位相のズレを見つけた時点で、ドクターに異常が現れ、ベラナが急に倒れます。そして、ドクターも消えてしまいます。

医療室は、続けて運ばれてきた患者いっぱい。そんな中、セブンにはドクターの声が聞こえます。聴覚インプラントに直接アクセスして、内緒でホロデッキに来るように言ってきます。まだ頭痛がひどい様子の艦長を誤魔化して、セブンはホロデッキに。

ドクターはダ・ヴィンチの工房で絵を描いていました。研究室の件から、何者かがDNAに細工したと考えているドクター。絵、あんまり上手くないね。ずれた位相と同じ調整を、セブンの視覚インプラントに施します。ホロデッキには特に何もない。他を見回ってきます。

廊下に出たセブンは、クルーに矯正器のようなものがつけられていたり、異星人がウロウロしているのを見つけます。そしてターボリフトの中では、その異星人が器具でセブンをイジります。こんなの見ちゃったら、絶対平然としていられないわー。元ボーグは眉一つ動かしませんが。

にぎわっている食堂に入ったセブン。クルーのほぼ全員が何らかの器具をつけられ、大勢のエイリアンにいじくられていました。

作戦室。仕事に集中できなくてイライラしている艦長の元へトゥヴォックが報告にやってきます。一通り当り散らしたところへ、セブンが報告に来ますが、艦長の頭には文字通り長い「針」が刺さっており、異星人がそれをグリグリ…。痛いー!!セブンは報告できず、またしても誤魔化して去っていきました。この騒ぎが終わったら休暇を取る、という艦長。トゥヴォックは「ワインを1杯、付き合います」と。少し気が安らいだ艦長でしたが、頭痛はひどくなるばかりでした。おいたわしい…。

見たものをドクターに報告するセブン。セブンはフェイザーを調整して異星人を見えるように、ドクターは痛い神経弛緩ショックで遺伝子がなおるという。セブンはそのショックを全員一度に与えるため、ヴォイジャーの改良に機関室へ。EPSリレーにアクセスしたところ、安全基準に反していたので、トゥヴォックに見つかって咎められます。彼には器具がついていません。事情が説明できないセブンは、フェイザーで異星人を可視化しました。

捕らえた異星人の元へ来た艦長。すでに怖いです…。異星人は医療データを集めるためにヴォイジャーのクルーで実験していました。しれっと、「仲間が大事なのは我々も同じだ」と言い切る異星人。艦長にはドーパミンを増やし、抑制力を試すために攻撃的衝動を刺激し続けてきたらしいのです。艦長、若干キレちゃいますが、まだ実験を続けるという異星人。協力しないならクルーを殺す、とも。

神経弛緩ショックや内部センサーの調整も、エイリアンに阻まれて失敗しました。そんな時、ブリッジで倒れる一人のクルー。超高血圧で動脈が破裂したのでした。人工呼吸で助けようとする艦長ですが、手の施しようがなく、クルーは死亡。本式にキレちゃった艦長は、自分の実験をすると言って操舵席に就き、非常警報を鳴らします。それを聞いて一人の異星人がブリッジに。艦長はパルサーに突っ込んでいます。「無道な性格は承知していますが、今回は常軌を逸しています」と止めるトゥヴォック。異星人は自分で出てきて、「理性を失っている」と言いますが、「それが目的でしょう?」と聞きません。艦長が本気だと知った異星人は脱出しますが、パルサーの衝撃に耐えられませんでした。もう艦長にもコントロールができなくなったヴォイジャー、わずかな可能性に賭けてパルサーに突っ込みます。

ま、ドラマですから、成功するんですが。「私を無謀だと思っていたとは知らなかったわ」と艦長。「言葉の選択ミスです。控えめでした」と返すトゥヴォック。異星人は去り、遺伝子のマークは取り除かれました。

私室で私服でディナーとワインを楽しむトムとベラナ。機関室からの通信を蹴散らしたベラナでしたが、今度はチャイムがなります。ハリーが邪魔しに来たのでした。ドアをシャットアウトして、コミュニケーターをはずした2人は、艦長に言われた言葉を思い出して反省。でも異星人のせいにして、結局は2人の時間を楽しむのでした。

艦長ブチ切れるの巻、でした。艦長はシーズンが進むにつれてぶっちぎれるエピが出てきますが、このときの後遺症じゃないの?と思うときがあります。それを批判する人もいるけれど、時にはそれが功を奏するときもあるんだから。それにしても、トゥヴォックとハリーには何もなかったなんて、不公平だっ!

今回のお題。原題「Scientific Method」は「科学的な方法」?「科学の秩序」かな?後者の方がいいかもしれませんね。邦題は「DNAに刻まれた悪夢」。イマイチ…「実験の成果」とかなんかそんなのがいいと思いました。

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