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第104話「Counterpoint(偽りの亡命者)」

 艦長、全開。

※ネタバレです。

 異星人に囲まれるヴォイジャー。ハリーやセブンが何かに準備してます。画面に映ったデボアのおじさんは、検査規則を守るように厳しく言いつけました。副長がデボア人の乗船を報告します。すると、艦内に音楽が流れ始めました。作戦室に呼び出された艦長が行くと、横柄な男が艦長の椅子に座っています。

廊下に並んだクルー。各所を調べていくデボア人。転送室、医療室、機関室。ベラナは不機嫌です。食堂では、並んだクルーが調べられています。第2貨物室ではセブンが少々あきれ気味。作戦室では、リーダーと思しきさっきの横柄男が艦長と話していました。彼がかけたのはマーラーの第一交響曲。そして彼らは、もう何回もヴォイジャーを検査していました。他の領域から来た者を「ガハレー」と呼び、テレパスである種族を匿う事を禁じていました。艦長は、トゥヴォックたちは死んだ、と言います。彼らが去ってから、第2貨物室では、再物質化が行われます。そこには、トゥヴォックたちテレパスのクルーと、何人かの民間人が現れました。

彼らは難民で、ワームホールに行く船と合流するためにヴォイジャーへ乗り込んでいました。でも、ドクターは転送浮遊を繰り返すと危険だと。でもでも、合流点に行くにはまた転送浮遊して隠れないといけないかも。

食堂で、難民の子供たちにお話をしていますが、テレパシーで先を読まれてしまいます。そこへやってきた艦長、ご飯を食べにいらしたようです。ところが食事の途中でまたデボアが。今度は、1人だけ、あの横柄男が乗っていました。至急話がしたいという男。

作戦室へ来た男は、検査官ではなくカシックと呼んでくれと言います。彼は亡命したいので、保護してくれと。代わりに、デボアが亡命者のことを知っているし、ヴォイジャーに送られたランデブーポイントは罠だと教えます。そして、検査の日程と武器のデータも提供しました。彼の心は訓練されていて、ブレナーリの難民にも読めません。とりあえず見張りをつけることにした艦長。そして、ワームホールの位置を知るために、ある種族の科学者を探します。

協力と監視、アクセス制限を条件に、艦長はカシックの乗船を許可しました。

トラットという科学者を追っかけて見つけたヴォイジャー。お鼻の動きが超オモロイです。トラットに必要な鉱物をエサに、ワームホールの場所を聞き出します。ところが、最近口が現れた場所を教えるから、次は自分たちで予測しろ、と。

夜中の食堂でカシックと艦長はワームホールの予測に苦戦…何とか、対旋律の要領でやってみようと思いつきます。コンピューターの分析を待つ間、すっかり打解けた2人は、オーロラに似た宇宙の光に見とれます。彼はなぜ亡命するのか…3ヶ月前捕らえた少女を強制収容所に送ったことがきっかけだと話します。コンピューターはワームホールの大体の位置と、現れる時間を特定しました。部屋までカシックを送る艦長ですが、部屋には入りませんでした。さすがにネ。

センサーの探知を逃れきれず、急いでワームホールの位置へ向かいます。しかし、デボアの戦艦に追いつかれます。戦闘の準備をする艦長に、カシックはある提案をします。休暇中ということにしてあるカシックが戻り、時間を稼ぐと言い出しました。艦長は言います「ワームホールを抜けたら船に残るか聞こうと思った」と。

しかし、それしかありませんでした。シャトルベイに送っていった艦長は、検査の後ワームホールで待っていると言います。出発の時、カシックは艦長にキスをしていきました。艦長もそれに応じ、後には何も言わずに見送りました。

デボアの戦艦に囲まれるヴォイジャー。前回と同じようにプラックスの台詞と音楽が流され、カシックと艦長はさも敵対しているかのように振舞います。2人になり、艦長がワームホールと難民の位置を話すと、カシックはプラックスを呼び、貨物室の転送浮遊を再物質化するよう指示しました。全て芝居だったのです。あの女の子の話も、彼はただ単にそれが正しかったという結論を得ただけでした。

ブリッジへでると、そこにはデボアの皆さんしかいませんでした。自分は艦長席に座り、艦長を副長の席へ。これは珍しい画ですね。そしてワームホールの始まりらしきものを攻撃するように指示。同時にプラックスが再物質化をはかります。ところが、ワームホールだと思っていたものはただの反物質だと、転送浮遊していたのはただの曲がった大根とニンジンでした。艦長は音楽をチャイコフスキーからマーラーに変更。テレパスたちはシャトルを使って本物のワームホールに到達、無事抜けました。プラックスはヴォイジャーの拘束を主張しますが、カシックは恥を残したくないと、今回の検査をなかったことにしろと言います。艦長に嘘はなく、もし本当にカシックが亡命していたのなら艦に残っても良かったのだと告げました。カシックも、その誘いには心が揺れないではなかった、と。そして、誰もいなくなったブリッジで1人、艦長はマーラーに身を預けていました。

最後の最後に逆転サヨナラホームランをかっとばしてくれた艦長ですが、ちょっと最後の表情が切なかったです。これが全部計画だとしたら、本当に凄うございます。ところで副長、あなた何にも言わないんですか?Qの時とえらい態度違うじゃありませんかっ。最後の展開から言って、カシックも艦長のこと少しは好きだったよ?

今回のお題。…あんまり、気乗りもしないですが。原題「Counterpoint」は音楽用語で「対旋律」のこと。実際、「カウンターパンチ」って感じですが。邦題は「偽りの亡命者」…ネタバレカムバックです。最初っから、カシックは艦長を騙すってことが分かっていては、面白くもなんともない。その後の逆転は、本当にお見事でしたが、それでもカシックの嘘が分からずに見ていたら、驚きは倍増だったと思います。

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コメント

ネタバレ邦題をスルーしての鑑賞でしたが、カシックが怪しすぎてとても信用出来ませんでした。
ドキドキしたのは艦長が果たしてカシックを信用しているのかなというところでした。
艦長も思った通りちゃんと先を読んでいましたね。さすが艦長だ。でも、カシックとのことは切なかったです。

投稿: モリー | 2009年1月30日 (金) 23時31分

>モリーさん
私は、トゥヴォックか副長がどうにかしてくれるのかとオチを予想してましたが、まさか最後まで艦長がやってのけるとは思いませんでした。でもほんと、切ないですよね。でもあれ、カシックが本当に乗ってきてたらどうなってたんでしょう?艦長と、公認の恋人?え~…。

投稿: 浅木 | 2009年1月31日 (土) 06時47分

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