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第92話「Demon(人を呼ぶ流動生命体)」

 グニューッと、ウニューッと、そしてニョキニョキっと。

※ネタバレです。

 艦内の電気が消えるヴォイジャー。パワーを最小限に抑えてます。深刻なエネルギー不足で、省エネしてるみたいです。トムは、ハリーに自転車をこがせては、なんていってます。クルーも部屋を移動して、不要なデッキを使わないようにします。荷物をいっぱい持ったニーリックスに出会ったトゥヴォックは、お気に入りの毛布や枕を取り上げてしまいます。それに何かを思いついたニーリックスは…。

セブンは節約しないといけないのに、天体測定ラボを使っていて、副長に注意されます。ところがそのおかげで、重水素が沢山ある星を見つけました。でもでも、そこは通称デーモンクラスの星。有毒ガス・放射能・高熱。セブンは言います「適応しなければ」。

結局、シールドを改良してデーモン星へきました。転送室で、重水素の転送を試みるセブンですが、コントロールがきかなくなり、爆発しました。

幸いセブンも、一緒にいたノザワさんというクルーも軽傷。有毒ガスも排出しました。でも、転送は使えません。万事休すかと思われましたが、そこでハリーが口を出します。自分とトムが改良した防護服等で星へ行くと。ハリーの積極性に、トムはビックリです。でもハリーは、もう4年も色んな経験をしてきたと、自信を芽生えさせたようです。

ということで、シャトルでお出かけ。一面火山のようなところで、500ケルビン(って何度?)にも達する高温です。見つけた重水素は、12度しかない水溜りのようなものでした。別の水溜りを見に行ったトムが戻ってくると、ハリーはいなくて、水面から泡が。なんとハリーが飲み込まれていました。トムは手を突っ込み、ハリーを救出しますが、2人の防護服には穴が。酸素が切れた二人は、その場に倒れこみました。

ニーリックスが何人かのクルーと来たのは、医療室。診察用のベッドで寝ようというのです。ドクターは副長に助けを求めますが、結局許可が下りました。

戻らない2人を心配する艦長。危険を覚悟で着陸することを決心します。副長が操舵席に就き、ヴォイジャーが降ります。いろいろダメージはありますが、副長お見事。

トムを探しに行きたいというベラナをなだめる副長ですが、ベラナは代わりにセブンを連れて行けといいます。

医療室を占領されたドクターは、部屋を明るくしたまま大声で歌いながら仕事してます。やけになったニーリックスが一緒に歌いだします。ドクターの負け。暗くして、静かに眠れます。

結局セブンと一緒に来た副長。シャトルを発見。トリコーダーばかり見て足跡1つにも気づかないセブンに「機械より自分の目を信じろ」と。重水素を採取しようとしたセブンは、副長に止められます。危ない危ない。

洞窟の奥に入って来た副長ですが、副長が足を踏み外してしまします。セブン1人で助けられるか…というとき、防護服を着ていないトムが現れました。彼いわく、気がついたときには普通に息ができていたと。それを、とても嬉しそうに話します。ハリーも同じで、2人で重水素の鉱脈を見つけたそうです。とりあえず、2人を連れて帰ります。

機関室ではヴォーラックが報告します。あと2時間で環境システムが停止すると。

やっぱり残りたがるハリーとも合流した副長から、戻ると連絡を受けたヴォイジャー。医療室では、ドクターがニーリックスたちをたたき起こします。トムとハリーが来ると聞いたニーリックスは、他のクルーを起こして、更にドクターにお礼を言って素直に出て行きました。ちょっと意地悪だったかな、ドクター。

転送室に飛んできた艦長。4人を転送した途端、トムとハリーは呼吸困難になりました。今度は医療室に飛んでいく艦長たち。ドクターはとっさの機転で、ベッドにフォースフィールドを張り、そこに星の空気を充満させます。やっと息をし始めた2人。

2人の血液は、あの水溜りと同じ色でした。2人はそれによって変化してしまったのです。しかも、大気は有毒で、レプリケーターでは作れません。艦長とベラナはその「血液」を調べ、副長とセブン、ハリーが再び上陸します。

荒涼とした大地も、ハリーの目にはこの上なく美しい景色に見えています。不思議…。セブンは、ヒューマノイドの生命反応を探知。

ベラナと艦長は、謎の重水素を調査中。科学者の艦長ですね。サンプルを動かそうとしたベラナの指に、流動体が乗ってしまいます。それをそっとプレートに戻すと、流動体はウニウニと動いて、指の先だけをそっくりに再現しました。

生命反応を追ってきたハリーたちは、防護服を着て倒れている2人を見つけます。それをひっくり返すと、あら、それもハリーでした。隣にはトムも。なぜかこちらも生きています。

ヴォイジャーの真下に、あの流動体の水溜りが急に湧き出てきました。船体が沈んでしまうので、緊急離陸することに。ところが、ハリー(制服のみ)は嫌だと言い出します。そして、1人逃げ出してしまいます。仕方なく、今度は艦長が操舵席に就いて(ほんと、何でもおできになるのね)、離陸を開始。しかし、流動体が船体をひきつけ、むしろ沈んでいきます。

流動体を追っ払うため、ナディオン発射を指示して、艦長は医療室に。倒れていたハリーたちは、防護服のバックアップ機能でかろうじて助かったようです。一方、流動体がDNAを複製してできたコピートム。とにかく地上へ降りたいといいます。その時、ナディオンが発射。その時、コピーハリーから連絡が入りました。転送されてきたコピーハリーは、船を解放できないといいます。ハリーとトムに触れたことによって自我に目覚めた流動体は、クルーをコピーしたがってると艦長はみました。仲間を欲しがるコピーハリーに、艦長はクルーのDNAを提供することにしてあげます。沈下は止まります。

全員揃ったブリッジ。離陸するヴォイジャーを、多くのコピークルーが見送っていました。

なんだか設定が無理やりな気もしますが…。宇宙艦隊の最新テクノロジーでも危険とされたデーモンクラスに、フィールドの改良だけで着陸できちゃうヴォイジャー、防護服のバックアップ(それがあれば無事帰ってるでしょうが!)、自分が流動体だと気づかないコピー。普通すぐ側に、本物が倒れてるんじゃないの?で結局、ヴォイジャーの燃料不足はどうなった?コピーたちの命の元である流動体を使ったの?

DVDについている、他のシリーズの予告編で、これと似たシーンを見たことがあるような気がします。しかもシリーズ全体のCMだから、メインキャストが流動体になるんじゃなくて?

今回のお題。原題「Demon」は、もちろんデーモンクラスの通称を持つクラスの星にいた重水素の流動体でしょう。邦題「人を呼ぶ流動生命体」…ネタバレですわねー。リズムもないし。ある意味エピにはお似合いですが。下手に期待しないだけ、いいのかも。

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コメント

この話よりも、むしろこの話の後日談のエピソードが衝撃的で印象が強いです。ご指摘の通り、たしかに設定にはかなり無理があるように思いますね。
> メインキャストが流動体になるんじゃなくて?
これはDS9ですね。今回の流動体生命とは直接関係ないのですが、シリーズ全体で重要な役割を果たします。

投稿: X^2 | 2008年3月 9日 (日) 06時08分

>X^2さん
そうそう!続編の方が強烈でしたね。しかも、ここでの疑問を解決せずに、さらにパワーアップして踏襲してますし。
DS9でしたか…。勝手にTNGかと思ってました、特に根拠はないですが、DS9って他の星に行ったりしないってイメージだったし。

投稿: 浅木 | 2008年3月 9日 (日) 09時33分

えっ?これって後日談があるんですか!!
流動体生物よりドクターとニーリックスのやり取りの方が面白かったくらいなのに。。。

投稿: モリー | 2008年7月10日 (木) 21時54分

>モリーさん
確かにこの話は結構平凡な話ですけど、続編は賛否両論ですがいろんな意味でインパクト大な話です。続編って言っても、単発ですが。
>>ドクターとニーリックスのやり取りの方が面白かったくらいなのに
本当ですね。ニーさん、取り上げられたママ手編みの毛布、返してもらえたんでしょうかね。

投稿: 浅木 | 2008年7月10日 (木) 22時13分

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