« 第95話「Night(暗黒の汚染空間)」 | トップページ | VOYを日本人でやったら… »

第96話「Drone(新生ボーグの悲劇)」

 一人の存在。私は私。

※ネタバレです。

 第2貨物室。鏡の前でニッコリ笑う(!!!!!)練習をするセブンです。調査の迎えに来たドクターに見られてしまいました。ドクターは最近写真にこっているらしく、ホロ・イメージ装置をご持参です。

シャトルでお出かけのトム・ベラナ・ドクター・セブン。ベラナは「第2級」と呼ばれるこのシャトルが嫌いのようです。セブンの一言「広くて能率的なシャトルを設計すればいい」そりゃそうだ。シャトルは原始の星雲誕生を感知。でも、プラズマに巻き込まれてしまいました。艦長は緊急転送を指示。無理やり転送したのですが、みんな無事です。ただ、ドクターのエミッターが故障してしまいます。

めったに出てこない科学ラボで、ベラナはエミッターを診断にかけ、ムルケイ少尉に翌朝のチェックを頼みます。2人が出て行った後、エミッターからチューブが飛び出し、コンソールを緑に染めていきました。

膨張し続ける星雲を見守ることにしたヴォイジャー。ベラナの部屋に通信してきたドクターは、修理をせっつきます。ソニックシャワーの中(に通信できるパネルがあるのは問題だと思うんですが)まで出てくるドクター、やりすぎです。

再生を途中で終わらせたセブン。ブリッジにやってきて、ボーグの存在を感知したと言います。でも、夜勤だったハリーは何も感知してません。副長はセブンにドクターの診断を、ハリーにはスキャンを命じました。

科学ラボにやってきたムルケイ少尉。一面緑のラボを覗き込んだ途端、チューブが飛んできて、彼の首に刺さりました。それに反応するセブン。

ワープコンジットからのパワー流失を感知したブリッジ。ボーグの存在を科学ラボに見つけます。トゥヴォックとセブン、保安部員ご一行様がラボに着くと、そこにはボーグの熟成室に似た機械を見つけました。それに、同化チューブの跡があるムルケイ少尉も。彼に付着していたナノプローブは、セブンのものでした。セブンはフィールドの中に入り、機械を覗きます。すると、そこには見たことのない型のドローン胎児がいました。これは、同化しかしないボーグにとって異質なこと。

ドローンは、ドクターのエミッターにセブンのナノプローブが紛れ込みそれがムルケイ少尉のDNAを取り込んでできたものでした。艦長は、危険かどうか分かるまで、観察を指示しました。

1時間で胎児から6歳児まで成長したドローン。ドクターのエミッターから作られた彼は、いわば29世紀のボーグです。ちなみに、エミッターは脳の中心にあり、取り出せません。トランシーバーは停止させましたが、これからどうなるか分かりません。

他にも先進技術を持っているドローンを、セブンは今殺すべきだと艦長に言いますが、艦長はセブンの時と同じように、人の価値を教えて育てるつもりです。今度の先生役は、セブンです。

大使を仰せつかったセブン。熟成が終わったドローンに、「集合体ではなく個人だ」と言って聞かせますが、プログラムが反応しません。直接神経接続機につないで、指示を伝えますが、逆に彼女の情報を探られてしまいました。と、接続をきったドローンは「指示に従います」。

艦を守るため、データノードを使うことにしたセブン。機関室に次々運ばれてくるノードに「ヴォイジャーは一体何人のボーグを拾う気かしら」とぼやくベラナです。1人や2人じゃないのよ~。運び屋ニーリックスは呑気なもんです。

ヴォイジャーの基本的な情報を同化したドローン。もっと情報を欲しがりますが、セブンは医療室での検査を命じます。「私も後で行こう」というセブンの言葉を聞いて、やっとニーリックスについていくドローンです。集合体のことを知りたいというドローンをなだめたニーリックス、名前をつけるべきだと言います。

医療室では、検査をするドクターから、自分が生まれた経緯を聞きました。

機関室にお勉強に来たドローン。セブンはベラナに対して「熱しやすい」という評価のようです。でもドローンは、ベラナが苦労していた星雲の拡大速度を、あっというまに予測してしまいました。

作戦室。「ワン」と名乗ったドローンは、艦長に礼儀正しく挨拶。セブンの教育に大満足の艦長ですが、セブンは浮かない顔です。ワンは集合体について知りたがっており、強烈な同化の誘惑に負けてしまうかもしれないのです。

第2貨物室で、情報を求めるワンをなだめ、アルコーブで再生させるセブン。その時ワンが覚えたばかりの「ありがとう」を。セブンはビックリです。自分はこの言葉を使いこなすのにどれだけ時間がかかったことか…と思ったかどうか。再生中のワンはボーグのシグナルを発信。スフィアがそれを探知しました。

セブンが目覚めると、そこには艦長と保安部員が。ワンは無意識の内に、新しいトランシーバーを作っていたのです。ボーグが近づいていると聞いたワンは「会ってみたい」と。

その彼に、ボーグの実態を説明した艦長とセブンですが、ワンは「ボーグの心を体験してみたい」と言います。幸い個性を破壊されることは望んでいないようですがが。艦長から、自分の技術が危険な存在だと知ったワン。「ヴォイジャーが私の集合体だ」という言葉を聞いたワンは、協力すると言いました。

ブリッジに来たワン。お決まりの台詞「抵抗は無意味だ」をハモっています。セブンにも彼にも、ボーグの無数の声が聞こえるといいます。ワンが改良したフィールドやフェイザーでも、限界でスフィアに太刀打ちできません。するとワンは内部から妨害すると言ってスフィア内部に転送していきました。

他のドローンをぶったおし、スフィアをコントロールしたワン。星雲に向かいます。スフィアは星雲の重力に負けて爆発。それでも生きているワンは医療室に運ばれます。

機械の部分は再生していますが、生物の部分は重態です。すぐに手術するというドクター。ワンは、自分の存在が知られてしまったので、もう存在すべきではないと言い出しました。いる限り、クルーが危険だと。体にフォースフィールドを張り、ドクターの治療を拒否。必死に説得するセブンの目の前で、ワンは機能を停止しました。

貨物室。ワンの使っていたアルコーブを停止させたセブン。鏡を見ると、そこには悲愴な面持ちの彼女がいました。

今回のお題。原題「Drone」、これこそ「One」の方がいいんじゃないかと思うんですが…。邦題「新生ボーグの悲劇」は合格点…とはいかないですね。結末が見えてしまわないものだったら、まだ良かったんですが。

|

« 第95話「Night(暗黒の汚染空間)」 | トップページ | VOYを日本人でやったら… »

REVIEW」カテゴリの記事

コメント

結末がタイトル通りに悲劇ですね。
今までには見せたことの無い悲愴なセブンの表情が印象に残ります。

投稿: モリー | 2008年8月17日 (日) 18時14分

>モリーさん
>>今までには見せたことの無い悲愴なセブンの表情
本当に。こういうとき、ジェリ・ライアンと言う人は本当にうまい役者だと思いますよね。

投稿: 浅木 | 2008年8月18日 (月) 22時56分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/499466/11165755

この記事へのトラックバック一覧です: 第96話「Drone(新生ボーグの悲劇)」:

» スタートレック ヴォイジャー 95,96話 [海外ドラマ☆SFワールド]
シーズン5 95話「暗黒の汚染空間」 night 96話「新生ボーグの悲劇」 drone [続きを読む]

受信: 2008年8月17日 (日) 18時15分

« 第95話「Night(暗黒の汚染空間)」 | トップページ | VOYを日本人でやったら… »