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第105話「Latent Image(ドクター心の危機)」

 この人、誰?

※ネタバレです。

 医療室、ドクターはクルーの全身ホロ写真を撮っていました。ナオミに説明します。ホロイメージを使って、健康診断をしようという試みでした。今度はハリーと一緒に、そのホロイメージを映し出します。骨・内臓・皮膚・制服。すると、ドクターはハリーも自分も覚えていない脳の手術痕を見つけました。

作戦室。お疲れ気味の艦長ですが、コーヒー片手にお仕事です。そこへドクターがやってきて、検診の出張サービス。ついでに、あの傷について話しました。艦長は、後でベラナたちをよこしてくれることに。

天体測定ラボへ来たドクターは、セブンに頼みごとをします。18ヶ月前の傷をセブンは知らないはずですが、プログラムのチェックを協力してくれることに。1時間後、医療室です。

医療室に来たセブンは、活動を停止していたドクターを起動しましたが、ドクターは約束を覚えていませんでした。おまけに、ハリーのホロ映像も、ドクターの短期記憶も消されていました。誰かが18ヶ月前に起こった事を忘れさせようとしているのかも、と思ったドクターは、趣味のホロアルバムを探ってみることに。

ホロデッキ。ある一定のホロイメージが消去されていました。そのうちの5つは、セブンの技術で回復。そこには、食堂でパーティをするクルーが写っていました。しかも、見たことのない少尉とハリー、それに異星人の写真まで。その当日のファイルを無理やり呼び出すと、ドクターは断片的に色々と思い出しました。誕生パーティ、シャトルミッション、そこで受けた攻撃、そして…。

トゥヴォックと艦長に報告する2人。少尉はジェタールという名でした。艦長は船内外のチェックと、ドクターのプログラムを保護するため一時停止を指示しました。

医療室に帰ってきたドクターは、自分を停止する前に、過去48時間の記憶を保存。同時に入室してきた人物を写すようにホロイメージャーをセットしました。ドクターが停止した後、誰かがやってきてドクターの記憶を消しました。その人を写すイメージャー。やがてドクターが再起動されると、コンピューターはメモリーを復元。イメージャーが犯人を映し出します。骨・内臓・皮膚・制服。それは、艦長でした。

ブリッジ。相撲談義を楽しむ艦長たちの所へ、ドクターがやってきます。何故自分のプログラムを書き換えたのかと問い詰めるドクターを、艦長は作戦室へ入れました。そして認めます。18ヶ月前には異星人が攻撃してきて、それに付随する出来事でドクターはプログラムに矛盾をきたした。だからメモリーを書き換えるしか。また思い出すのならもう一度書き換えなくてはならないとも。

医療室へやってきた副長は、プログラムの書き換えを明言します。実験を引継ぎに来たトムも、仕方がなかったのだと。それを聞いていたセブンは、なにか思うところがあった様子。

艦長の私室。ピアノを聴きながら本を読んでいた艦長のところへ、セブンがやってきます。「人格の定義について困っている」と。ドクターの人権を主張するセブンに、艦長はコーヒーを出したレプリケーターの方がドクターに近いのだと言います。彼を崩壊させない為だったと言う艦長に、セブンは「一部機械である自分も、いつか否定されるのか」だめおしに「あなたを人間性の手本にしてきたのは間違いだったようだ」と。ちょっとショックを受ける艦長。

医療室。艦長とベラナがやってきました。艦長は、もし知りたいのなら知る権利はあるとドクターに言いました。心配そうな艦長の前で、ベラナがメモリーを復元します。

18ヶ月前、食堂の暗闇でおしくら饅頭状態のクルー。クスクス笑いで、楽しそうなところへニーリックスがジェタールを連れてやってきました。彼女のサプライズ・誕生パーティでした。その後、ハリーと彼女とドクターは調査任務に出ます。シャトルの中で、写真を撮るドクター、その時突然攻撃を受けました。異星人が潜入して3人を撃ちます。怪我をしないドクターが異星人を転送し、ヴォイジャーに連絡を取りました。医療室に転送された3人、ドクターはトムの助手で手術を準備しますが、2人とも猶予を許さない状態です。一度に1人しかできないドクターは、ハリーを選んで手術。彼の容態が安定した時、ジェタールが死にました。

思い出したドクターは、患者の死を冷静に受け止められると言います。記憶の復元が続きます。ジェタールの葬儀が終り、食堂に来たドクターはちょっと変です。段々興奮してきて、同じことを繰り返してます。連絡を受けたトゥヴォックが、彼を止めました。

全てを思い出したドクターは、また同じループにはまってしまいました。どうするのかとベラナに問われますが、艦長はそれに答えを出しませんでした。

第2貨物室。眠っているセブンを起こした艦長は、セブンに今までのことは価値があったかと聞きました。

艦長は、ドクターを書き換えるのではなく彼自身の手でこの危機を乗り切って欲しいと考えました。もう2週間も、誰かが付き添っていますが、よくなる様子はありません。

ホロデッキ。椅子の上で本を片手にドクターの話を聞く艦長。その日はもう16時間もそこにいる艦長を心配してトゥヴォックが来ますが、ブリッジに帰しました。彼の話を聞くうち、疲れた艦長は思わず眠ってしまいました。それをを起こしたドクターは、艦長に熱があると言って騒ぎ出しました。「今は友達が大事なの」といわれて些か冷静さを取り戻したドクターに言われて、艦長は本を置き、眠りに行きました。残された本には、人生を本に例えた詩がありました。

ドクター壊れる、第2弾です。ホログラムであるが故に、彼はパニックを起こしてしまいました。言っちゃ悪いですけど、本物の人間の心というものは自分が受け止めきれないショックに対してシャットダウンをかけることができます(ドクターゴメンね)。記憶喪失だったりPTSDだったり。多分、その発想なんでしょうね、彼のメモリーを消したというのは。

ドクターとセブンだけが知らなかったというこの事件、じゃあ最初のハリーや艦長の態度は全部演技…。恐ろしや艦隊士官。

今回のお題。原題「Latent Image」は「潜在的イメージ」で。正確には消去されたイメージなのですが、まなんとなく、って感じですね。邦題「ドクター心の危機」、なんかボテッとしてるなぁ。セブンが言った「人格の定義」って方が合ってる気もします。ドクターのプログラムを守るためだったとはいえ、存在自体を隠されたジェタール少尉も含めて。

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