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第89話「The Omega Directive(戦慄!オメガ破壊指令)」

 オメガ、ギリシャ文字最後の一文字。

※ネタバレです。

 第2貨物室。6時起床のセブンです。ほぼスケジュール帳状態の「私的記録」をインプットします。

食堂へハリーを呼びに現れたセブン。ハリーはトゥヴォックとカル・トーをしてました。一手に悩むハリー。セブンがさっさとカルトーしちゃいます。廊下を歩いていると、船が揺れました。

ブリッジでは、変な現象が起きていました。ワープを抜け、センサーが利かず、何にもアクセスできない。それに画面には「Ω」。副長にも手に負えません。そこへ艦長が現れ、後のパネルを少し押すと、マークは消えました。艦を止め、データを作戦室に送るように指示しますが、何なのか教えてくれません。

ドアを封鎖し、作戦室にこもってしまった艦長。機密ファイルを呼び出します。承認レベルは10。センサーは、近くにオメガ現象なるものを感知したので、最優先で「オメガ指令」を実行しろといいます。頭が痛い艦長です。

副長は機関室でみんなに指示しています。でも特殊な改造を短時間で、なんの情報もなしにしろと言うのですから、不満なベラナ。艦内では、艦長が極秘指令を受けたという噂が広がっていました。オメガ指令という噂の話を聞いたセブンが反応してます。それをさえぎった副長が「艦長がお呼びだ」と言うと、「そうだろうと思った」と。

呼ばれて飛び出て…ではありませんが、作戦室へ来たセブン。セブンは同化した艦隊の艦長の記憶を持っていて、「オメガ指令」についても知っていました。それは分子に関するもののようで、クルーには本来内密にしなければならないもの。でもすでに知っちゃってるセブンに、艦長は協力を要請します。オメガの分子を破壊することを。でもセブンは、それを拒否。どうやらボーグはオメガを一瞬だけ作ったことがあったようだ。それが崩壊した時、ドローンが60万人死んだ。それを消すのが任務だと言った艦長に、セブンは手伝うといいます。貴重なオメガ分子を見てみたいと。それは、セブンの「渇望」でした。セブンいわく、オメガは複雑だが調和していて存在が完璧なんだそうです。それは、ボーグの理想。

医療室で艦長は、アリスラジンという強力な薬をシャトルに届けるように指示しました。翌日ミッションに出ると。ドクターは、「これがお会いする最後なんて嫌ですよ」と言います。艦長にも、気持ちは伝わりました。

オメガは1つではなく、数百もありました。セブンはクルー全員で対処しなければならないとセブンは提言します。それでも防衛力やなんかが足りませんが…。艦長は天体測定ラボで作業を続けると出て行きました。

ハリーとトゥヴォックは爆弾を作ってます。とっても強力な。そこへ艦長がやってきて、もっと強力にするよう指示して出て行きました。ハリーは、艦長がワームホールを作ろうとしているという仮説を披露。

天体測定ラボへ来た副長。艦長は今後の指示を出しました。自分とセブンが発ったあと、もしセンサーが大爆発を感知したら、全速力でそこから逃げ、振り返らずにα宇宙域を目指すように…。副長は、「私の責務」という艦長に「ヴォイジャーは孤立無援ですがあなたはちがう」と言って説得します。そして、上級士官のみに、情報が開示されることになりました。

ミーティングにセブンが出ているのはこの時期からでしょうか。いつ「上級士官」になったのかは甚だ謎ですが、ま今回は、データバンクとしての参加でしょう。ブリッジに表示されたあのマークは、銀河全体の危機を示す事態を表すものでした。スケールでか。本来は、艦長と准将以上の上官のみに伝えられる超機密事項です。オメガ、それは1つの分子でワープコアに匹敵するパワーを持っていました。昔艦隊の科学者が合成に成功したが、やはり一瞬で崩壊し、多くの死者とともに、ワープ不可能の領域を生み出した。その後情報は極秘になり、発見し次第破壊するように命令が出された。失敗はできない危険なミッションです。

セブンはボーグが開発していた調和共鳴チェンバーというものを作っていました。ボーグが完成させられなかったものをさっさと修正できちゃうセブンが恐ろしいですが。しかもその修正をあろうことか艦長に手伝わせます。ボーグはオメガを完璧だと思っていました。艦長に言わせると、それはまるで信仰。セブンが答えあぐねていると、艦長は人材と資材を使っていいからと言い残して去っていきました。

オメガの探知された星に到着。亜空間が不安定で、ワープできません。地表には、青く光るものが広がっていました。大規模な爆発があったようですが、生存者がいるようです。その救助と、オメガの残存を確かめに、艦長は救助班と一緒に地表へ降ります。心配丸出しの副長にブリッジを任せて。

重症の生存者に事情を聞きます。オメガは爆発事故のあとにも残っています。

セブンはボーグ式に、クルーを番号付けして呼び、分業方式でチェンバーを作っていました。ハリーは副長に「そのうち再生させられそうですよ」と愚痴りますが、副長は「適応しろ」って。無理ですよ…。

セブンは生き残った研究員に尋問します。合成したのは2億ほど。共鳴周波数まで割り出していました。セブンがオメガを破壊するというと、研究員は自分たちの文明を助ける唯一の希望を破壊はさせないといいます。

研究室の扉を開けた艦長とトゥヴォック。そこには大量のオメガがありました。これは共鳴チェンバーで中和するしかありません。科学的興味を優先させないことを珍しく思うトゥヴォックですが、艦長は言います「最後のフロンティアには越えちゃいけない一線がある」…名言です。

セブンは研究員の教えた周波数を使ってオメガを安定させると副長に訴えます。初めての個人的な頼みごとだと。副長はセブンの頼みを艦長に伝えると言ってくれました。

オメガを転送する準備をしていた艦長。そこへ、異星人の船が迫ります。急いで転送開始。なんとか分子とメンバーを転送し、逃げますが終われてます。

ヴォイジャーは何もない所へ逃げてきました。2隻の船が追ってきますが、中和ができるかもしれません。でも、セブンの要望が…。

と聞いた艦長は貨物室にやってきました。セブンは安定できる、艦長は破壊する。今からでも勝手に安定できるというセブンですが、今回は艦長の言うことを聞きます。チェンバーが中和できるのは50%、残りは魚雷で処分できます。

敵船はオメガが乗っているにもかかわらず、撃ってきました。揺れる貨物室の中で、中和が急がれます。もう減圧するしかないというとき、オメガが自然に安定し始めました。セブンが完璧なオメガを見た瞬間、2人は脱出、チェンバーは宇宙空間で破壊されました。

ホロデッキのキリスト像のを見てるセブン。艦長がやってきます。セブンはダ・ヴィンチを削除してしまったそうです…。セブンは貨物室で見た完璧なものに、「見られている」という感覚を覚えたと話しました。そして、座らないはずのボーグが座ります。それは艦長風に言うと「神からの啓示」かもしれません。

MIPも真っ青なミッションをこなした艦長とクルーですが、セブンの勝手な行動がまだまだ目立ちます。チェンバーに関しては、功を奏したわけですが。ただ、艦隊にとっては銀河の危機と、ボーグの聖杯としてのオメガ、という描き方は面白いですね。

今回のお題。原題「The Omega Directive」に対して邦題「戦慄!オメガ破壊指令」…。だから、「戦慄」ってなに?エクスクラメーションまでつけちゃって。かえって滑稽になってしまってます。「オメガ指令」だけじゃなぜいけないのか。せめて「オメガ機密指令」とかにできないのか。ごてごて飾り立てるのはあんまりよろしくない、と思いますよ…。

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