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第90話「Unforgettable(姿なき追跡者)」

 あなたはいつだってそうすぐに結論を聞きたがるのね…。

※ネタバレです。

 副長にぶちぶち説明するハリー。副長は結論を求めます。セブンの相手に少しうんざりなハリーです。その時、艦が揺れます。作戦室から艦長も出てきますが、何も見当たりません。実は、遮蔽した2隻の船が戦闘していました。1隻は爆破。残った船からは「チャコティ…助けて…」ってこれ、セスカさんを思い出すのは私だけでしょうか…。

副長やヴォイジャーのクルーに助けを求める女性の声。船はボロボロのようです。転送を試みますが、ロックできません。副長は、乗船して救出へ。

トリコーダーには生命反応がありませんが、副長は声の主を見つけます。出てきたのは、金髪の美人。そのまま転送されます…転送できんのじゃないんかいっ!やっぱりトリコーダーに反応しないお人は、気がつくと艦長を見分け、保護を求めます。誰かに追われている美人さんに、艦長は副長をつけてあげます。美人さんも、副長がお好きなようです。ドクターがいなくなったのを見て、美人さんは言います。自分たちはあったことがあるけれど、自分は他の種族の記憶には残らないから、みんなは覚えてないと。こと地球人に関しては、記憶は短時間の記憶と長時間の記憶が脳の別の部分に貯蔵されるらしいので、あり得ない話ではありませんが…。全ての種族に対してそうというのは、若干無理のある設定かも。ま、それはさてき、彼女は1ヶ月前に何週間かヴォイジャーに滞在したという。しかも、自分は副長を愛したから戻ったと。

会議室で報告する副長。彼女の星はラムラ。鎖国状態の星で、脱星した者は連れ戻されると。1月前は追跡者の立場で、今回は逃亡者。だれも覚えていないし、目的もあやふやなので、証拠を探すように指示する副長。2人になって、艦長は副長にそこまで疑うのかと聞きます。このシーンの最後の艦長のカットは微妙な表情ですね。

天体測定ラボで航行記録を比較するお客さんとセブン・トゥヴォック。記録は書き換えられていないので、いまんとこ証拠らしい証拠でしょうが、調査は続行されます。セブンは、お客さんと話すと赤くなる副長の顔が気になるようですが、トゥヴォックは危険な詮索だといいます。

副長に誘われて食堂に来たお客さん。副長と自分は恋をしていたという。そして、以前の乗船について語り始めます。

遮蔽が解けてしまったお客さん、副長と出会います。任務に協力してくれた副長に恋しちゃったお客さんに対して、この時点では何の感情もないという副長。とそこへ、追跡者がヴォイジャーを攻撃してきました。

追跡者の攻撃に、お客さん=ケリンがセンサーを改造してラムラ人を見分けられるようにしました。艦長は副長に聞きます。応戦か彼女を渡すか。応戦を選んだ副長。追跡者を追っ払った後、ヴォイジャーに置いて欲しいと言うケリン。

センサーをさらに改造しに来たケリン。副長はだんだん好意を持っていくようです。副長はそんな自分が気になってか眠れません。ニーリックスの食堂で夜中のお話です。カウンセラー副長をカウンセリングするニーリックスの画です。副長はケリンの話が「俺らしくない」と思っているようです。

副長が部屋にいると、ケリンがやってきました。そして、副長がもう自分に何の感情もないなら、船も危険だし帰る、と。副長は「行くな」と言ってしまいます。これは、はっきりって、ずるい。でもそれを機に、すっかり打解けた2人。副長は、ケリンとの最後の夜の話を聞きます。その夜は、副長とケリンが協力して逃亡者を捕まえたお祝いでした。彼女は逃亡者に神経麻痺エミッターを打ったらしいです。その最後の夜。2人は友達以上の関係に…。

副長はトゥヴォックに、ケリンを保安チームに入れることを頼みます。トゥヴォックはとりあえずテスト期間を持ったようです。同時に、ラムラの武器を防ぐ方法も考えてます。

廊下を歩くケリンはなんだか疑心暗鬼。部屋に入ると、ブルーのグラスが割られていました。追跡者がいることを確信したケリンは副長のところへ行きますが、そこで神経麻痺エミッターに打たれてしまいました。これで、彼女はここでの記憶を忘れ始めました。

医療室でもどうすることもできません。ケリンは、自分の記憶が消えたら、副長に自分たちの話をしてくれと頼みます。副長は、それだけでなく、エミッターの効果を消す方法を尋問します。かなり感情的に。冷静な追跡者とは、対照的です。

時間が経ち、ヴォイジャーのことを忘れてしまったケリン。さっぱりしたもんです。副長は自分たちが愛し合ってたと話しますが、いきなりそんなこと言われてもね…。ケリンは、罪を重ねたくない、帰ると言います。帰り際、明日の午後には全て忘れるという追跡者にがっかりする副長です。

副長は夜中の食堂で手書きの日誌を書きます。副長はなにが足りなかったか、考えているようです。でもニーリックスは言います「愛ってのは分析するもんじゃないっすよ。最大の謎なんすから。人を愛するのに理由なんかないっす。愛は言ってみりゃ偶然の産物なんすよ。何が原因で燃え上がっちまうかわかりゃしません…。ムード・視線・言葉。愛を定義できたら、予言できたら…そりゃもう愛じゃない。お邪魔を」これはかなりの名言です。今回のニーリックス◎。

今回の副長…変です。ここ最近は、艦長と自分の関係を表すのに「友人」とことさら強調して言ってますが、それは自分に言い聞かせているようにしか見えませんのです。そこへ来て、このエピ。「消えゆくものこそ愛しい」的なテーマで。「切ない恋物語」としては楽しめるんでしょうが…。結局あれですか?男の人は、自分を好いてくれる女の人にほれるってやつですか?え?どうなのよ?副長?

今回のお題。原題「Unforgettable」=「忘れられない」。邦題「姿なき追跡者」。邦題って、いっつも主題と微妙にずれてる…。今回は「記憶」や「忘れる」がテーマなんだからその辺いじって欲しいんですけど。「忘却の追跡者」とか「忘却の逃亡者」でもいいかもしれません。

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