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第88話「Vis A Vis(人体を渡り歩く異星人)」

 トム、再び不良に?

※ネタバレです。

 ふるーいロックがかかっているガレージで、車を修理するトム。そこへ、ドクターが現れてお説教します。トムは最近医療室での勤務をサボり気味。クラシックカーの修理にはまっているトムです。そこへ、ブリッジへの呼び出しがかかります。

油まみれのつなぎのまま、ブリッジへ現れたトム。空間の歪みをキャッチしました。そこから出てきたのは、「多重ワープドライブ」というものの付いている小型船でした。多重ワープが爆発すると、10億キロ以内のものが吹っ飛ぶという、危険な品物でした。船は危険な状態。トムはパイロットを助けるために、特別なフィールドを作って船を安定させます。乗組員は無事。艦長は修理を手伝ってあげることにしました。

現れたのは、礼儀正しい男。ベンサンという星から来たテストパイロットでした。

副長室に来たトムは、男ステスの船の修理を手伝いたいといいます。ところが、副長は許してくれません。最近上の空だから。とかなんとか言いつつ、最後には許してくれました。

お喋りしながら、多重ワープドライブを修理。トムが後を向いて思い出を語っている時、ステスは他の異星人の身体にむに~っと変化して、また戻ります。只者じゃありません。ま、ヴォイジャーに現れる異星人はみんな変人ばっかりですが。空間を折りたたむ多重ワープの仕組みは、やはり危ういものです。ステスはトムを、新しいテスト飛行に誘いますが、トムは断ります。ベラナが怒るし…と思い出したのは、ベラナとの約束でした。

ベラナは、あんまり怒っていませんでした。それに、今夜機関室の仕事を手伝って欲しいと頼んできて。でもトムは断ります。なんだかイライラしているトム、心配するベラナは冷静ですが、会話を切上げて出て行ってしまいました。

ステスはまたしても変化を起こします。DNAが元に戻るまで、あと3時間13分。なんじゃそりゃ?

トムはガレージにステスを招待。クラシックカーの仕組みで多重ワープドライブを直そうというのです。トムの暮らしが羨ましいと言うステス。自分の明日は不安だ、でも今は走り続けたいと。トムは、自分はときどきそういう風になりたくなると言ってしまいます。またテスト飛行に誘うステス。彼が去ったあと、何かを探すトムです。

ステスは第2貨物室に進入。トムのファイルをダウンロードしていました。セブンに見つかりますが、なんとか誤魔化します。

多重ドライブは修理完了。船を片付けていたトムは、自分のレンチを見つけます。するとステスは豹変、自分たちは互換性があると言って、トムの首をガッと掴むと…2人の体が入れ替わってしまいました。ヴォイジャーに戻ったステス。トムの乗った船を見送ります。

食堂でステスに話しかける副長。多重ワープドライブの応用を頼みます。それと、医療室の勤務も。素直に従うステスですが、医療室の場所と行き方が分かりません。廊下の地図で確認していると、ハリーに見つかります。それに、トムとハリーにしか分からない会話をされて、あわせるのが大変です。

やっとたどり着いたステス。トリコーダーの使い方さえ忘れちゃったので、今度は泣き落としにでます。彼の優越感をくすぐる作戦。大成功ですわ。医療任務から逃れられました。

部屋でパッドの練習をしていたトム。ただしベラナの部屋で。喧嘩した後ですから、ベラナは怒ってます。そこでも、素直に謝ってみせて、耳障りのいい言葉をささやきます。ベラナも騙されちゃって。

一方トムは、気がつくと遠い宇宙で異星人になっていました。しかもワープにはロックがかかっていて、ヴォイジャーに戻ることもできません。おまけに、ベンサン人に捕まってしまいました。と、そこへ「ステス」と名乗る人物が現れます。身体を乗っ取られた、返せと。トムは、この人と協力できるかも、と申し出ました。

仕事中、ステスに急に呼び出されたベラナ。ステスはこれから2人でピクニックに行こうと言い出します。「責任があるでしょう」というベラナに、ステスは嫌気がさしたみたいです。

食堂で夜中に酒びたりのステス。約束をすっぽかされたセブンがやってきます。しかも彼は勤務中でした。しかもセブンは、ステスが読んでいた物を艦長の私的記録だと指摘します。ステスは、セブンを脅しにかかりますが…んなもんボーグに通用するかい。

翌朝の作戦室。セブンが報告をしてました。みんな、私も心配しているという艦長。なにかの病気かもしれないと言う艦長に、ステスがキレました。艦長からSOSを受けたトゥヴォックが駆け込むと、艦長の首を絞めているトム(だと見える)姿が。トムの方を撃って、彼の身体を医療室に運びます。

元々の本物のステスさんと協力して、多重ワープができるようになったトム。ヴォイジャーへ向かいます。

医療室では、ドクターがトムの体に他人の遺伝子を見つけていました。そこへ、トムと元々本物のステスさんが来て、事情を説明します。通信を切り、何かを思いついたようにブリッジを出て行く艦長、「医療室に行く」と言い置いて。

しかし、艦長が現れたのはシャトルでした。そこではセブンが1人作業をしています。振り返ったセブンを撃ちました。無許可で発進したシャトルに気づいた副長は、トムと再び通信を。トムは、副長との会話を話し、自分であることを証明。艦長の身体にいるのはステスだと察知して、彼を追います。ありゃ、作戦室で入れ替わってたのね。ただし、彼を殺すことはできません。普段の艦長ならあり得ない笑いを残して、多重ワープで逃げようとするステス。トムは、多重ワープに取り付けたクラシックカーの仕組みの弱点を突いて、シャトルを止めます。

無事みなさん戻ったお姿に。ステスさんだった人は、元のドロボーを探す旅に出ました。

トムがガレージに連れてきたのは、ベラナ。完成したクラシックカーを見せに来ました。これからは、何も隠さずに見せる、この車よりも君の方が大切だと。そりゃそうだ。車の方が大事だったら、ベラナに殺されるよ。

今回のお題。原題「Vis A Vis」(本当は、Aの上に点が付きます)は「相対している」という意味。マリーアントワネットが乗ってるような向かい合わせの馬車もこう呼ばれるそうです。邦題「人体を渡り歩く異星人」。リズムも悪いし、ネタバレだし、特にいいところなしの邦題です。でも、これに邦題をつけるのはちょっと難しいかもしれませんね。

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