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後期高齢者

 物事の名前って、大事だと思います?

 「後期高齢者医療制度」という名前の制度がスタートしたらしいです。保険とか年金とか、ことお金になると疎い私のことなので、あまり気にしていませんでした。しかしこれ、ネーミングが物議をかもしていて、連日報道されていますよね。実際に75歳以上の「後期高齢者」とされてしまった人の中には「姥捨て山保険ってはっきり言えばいいじゃないか」なんていう人もいます。

先日の新聞に、「後期高齢者」というタイトルのコラムが載っていました。書いたのは、「アンパンマン」の作者でおなじみ、やなせたかしさん。ただの絵本作家かと思いきや、この人の文章はなかなか面白いですね。

内容をかいつまんで書くと、自分にも後期高齢者保健用の証書が送られてきた。いつの間に「後期高齢者」になったのか。後期があれば前期があるのか?65~75までは前期高齢者で、んじゃ生まれたばかりの赤ちゃんは前期幼齢者、3歳になると後期幼齢者か?おかしいだろう。勝手にネーミングせんでくれ。この調子だともうちょっとすれば末期高齢者になって、次は前期幽霊者じゃないか。…と、彼もまた、このネーミングが気に入っていないようです。

しかし、この記事の一番面白いところは、「ここまで書いてきたところで後期高齢者は評判が悪いから、長寿高齢者に変更するという記事が出ていた。おいおい勝手にまた変えないでくれ。せっかく書いた文章が無駄になるではないか。(原文抜粋)」というオチでした。あるひとつのテーマで書いていて、終盤を書こうかという時にそれに関しての新情報が入ってき、しかもそれが記事全体を覆しかねないなんていうのは、たまにあります。私なんかは大いに焦って全文を書き直すんですが、ゆったり構えてこんな風にまとめちゃう人ってすごいな。

いや、プロの書く文章は面白い。

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