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第114話「Think Tank(頭脳集団クロスの陰謀)」

 あなたを助けて差し上げよう。

※ネタバレです。

 ブルーの肌をした異星人が、ある船を訪ねてきました。クロスという人物に礼を言いに来た彼は、くらげや言葉の通じない別の異星人に困惑気味。そのクロスが現れました。彼はブルー人の星の地震を鎮めた礼に、星に不可欠な鉱石を要求します。もう一度地震を起こすと脅されて、ブルー人は鉱石の輸送を約束しました。人の弱みに付け込んで、なんともいけすかない奴。

ヴォイジャーでは、艦長がパズルに挑戦中。トムが流行らした物らしいです。ちょっと昔こういうのありましたよね。ボタンを押していって全部のランプを消す、みたいなの。セブンの手伝いも断って挑戦しますが、だめでした。セブンは長距離スキャンがダイリチウムの小惑星を見つけたと知らせに来たのでした。ブリッジへ出ると、ハリーも同じパズルに悪戦苦闘。さて、小惑星にたどり着いた途端、星の核が爆発。同時にハザリという、高度な知能を持つが凶暴な(セブン談)種族が現れました。彼らは、いわば賞金稼ぎ。ヴォイジャーを捕らえに来たのでした。艦長の警告やなにかにも聞かないので、結局ガスに引火させて逃げることに。

しかし、彼らは船団で追ってきているようでした。囲まれたら終りです。夜中の食堂、根を詰めて仕事をする艦長をニーリックスが励まします。彼が去ってしまうと、いきなりクロスが現れました。

クロスは一種のホログラムでした。そのくせコーヒーが飲めます。自分の集団を「頭脳集団」と呼ばれて気を良くしたクロス。ハザリ・パラドックスを解決する代わりに、何かデータベースの情報をくれと言ってきました。艦長は、とりあえず直接会ってから決めると言い、クロスは乗船に対して、2人まで&スキャン禁止という条件を出しました。

艦長はセブンと共にクロスの船に乗り込みました。頭脳集団はクロス、言葉の通じないフェニム、ピンクのくらげ、窓の外には巨大な軟体生物のべヴォックス、スターウォーズに出てくる小さいほうのロボットに似た人工知能。彼らは中央のコンピューターで言葉を交わしていました。最近はあのヴィディア人の病気を治した…ってフェイジのことかな。但し、種族の根絶や大量破壊はしないというポリシーがありました。人工知能は、セブンと直接テレパシーで会話し、満足したようです。

クロスは、大量破壊をせずにハザリから逃げ出す方法があると言ってきました。艦長はデータの概要を渡して、ブリッジで気が気じゃない副長の元へいったん帰ります。

作戦室で仕事をする艦長のところへ、クロスがホログラムで現れました。希望の品は、量子スリップストリームからシャドレ・カブまで。最後の項目は、セブンでした。艦長は断りますが、クロスはセブンの気持ちを聞いて欲しいと言いました。

セブンは自分が報酬となったのなら、解決法は明らかだと言いました。しかし、ことセブンの将来となると、悩む艦長です。行って欲しくはないけれど、もうセブンは自分の将来を決められるお年頃です。艦長は、船のことはいいから自分の将来を考えるように助言しました。

クロスはあの人工知能とセブンが交信した時、セブンの能力を量っていたのでした。彼女の能力が充分に発揮されていない今の状況では「完全」にはなれないと説得するクロス。彼自身は子供の時、頭脳集団に「報酬」として要求された存在でした。セブンは、明確にヴォイジャーに残ると宣言しました。

ところが、ハザリが迫ってきました。攻撃力の高いハザリの弱点をサービスで教えてくれたクロスですが、押し売りが嫌になった艦長は、クロスのホログラムを追い出しました。

戻ったクロスは、状況を放置して、ヴォイジャーが折れるのを待つことに。

ヴォイジャーは船の残骸に見せかけた囮を使って、ハザリ2名を捕らえました。しかし彼らは口が堅い。船を調べると、最近の来客の記録はマロン。しかし何かおかしいと感じた艦長が更に調べると、それはマロンに化けたクロスでした。ハザリいわく、彼らは星系で悪名高い集団。

食堂に集められた上級士官とハザリのお客。問題が解決するまで缶詰です。3時間経って、そろそろみんなに嫌気が差してきたとき、艦長はあのパズルをセブンに解かせました。ものの数秒で解いたセブンですが、それはただパズルのシステムをスキャンしたという不正行為でした。その発想で、艦長は一度セブンを送り込み、頭脳集団の通信手段を麻痺させることを思いつきました。

計画を聞いていたハザリでしたが、船に戻った彼らは、3倍の報酬と共にヴォイジャー狩りを続けるとクロスに言ってきました。ブリッジに現れたクロスは、苦戦する艦長を問い詰めます。その時、セブンが無断でシャトルを発射。セブンを獲得したクロスはハザリの攻撃中止を命じますが、彼らは先に報酬を払えといってきます。疑ったクロスは、セブンをリンクさせて、心を探ろうとしました。ヴォイジャーではそれを探知し、搬送波で通信装置を混乱させました。意思疎通ができなくなった頭脳集団は、攻撃を受けて亜空間から引き出されました。

セブンを取り返したブリッジに、またホログラムが現れますが、時既に遅し。ハザリに攻撃されるクロスたちを尻目に、ヴォイジャーは去っていきました。

「3人寄れば文殊の知恵」「弘法も筆の誤り」…そんな感じのエピでしょうか。展開が速くてリズムはいいんですが、ただセブンの取り合いをした、ってだけでは、「暗黒フロンティア計画」とあんまり変わりませんね。そこまでしてセブンを「稀有」だと言いたいんでしょうか。

今回のお題。原題「Think Tank」は「頭脳集団」。頭は良かったんでしょうが、この言葉も艦長に言われるまで気付いてなかったようですし、発想力に欠けますね。邦題「頭脳集団クロスの陰謀」、また~?「陰謀」「恐怖」は多発しちゃだめだって。

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コメント

頭脳集団にしてはあまりにダメダメ感漂う一味でした。やはり悪役が魅力的でないと、話が締まらないですね。
フェイジを解決したというのがはったりでないとして、彼らは一体何をヴィディアに代償に要求したのでしょう。ヴィディア人たちが以前よりさらに悲惨な状況になっていない事を祈ります。

投稿: X^2 | 2008年4月11日 (金) 20時44分

>X^2さん
ダメダメ感はいいですね(笑)。頭のいい敵が意外と簡単な方法でやっつけられる話はよくありますけど、今回は「それシュミレーションできなかったの?」って感じですもんね。
ヴィディアのフェイジ治療の代償…。相当なものでしょうね。

投稿: 浅木 | 2008年4月11日 (金) 23時41分

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