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第119話「Warhead(乗っ取られたドクター)」

 爆弾の、気持ち。

※ネタバレです。

 食堂。ベラナとの初デート記念日を忘れていたトムは、ニーリックスにディナーを懇願。ロマンチックな夜がなければ、恐怖の夜になってしまいますからね…。そこへ、コーヒーを注文しにきたハリー。4連続夜勤を楽しんでいる様子です。「指揮官としての訓練」らしいです。

ブリッジで艦長席に座るハリー。操舵のジェンキンスに「リラックスしては?」なんて言われてます。救難信号をキャッチし、コースを変更します。しかし、発信源の星からは生命反応がありません。上陸任務になるので、副長を起こしに行くハリー、ジェンキンスにブリッジを任せます。

副長はハリーの決断を評価、そして上陸任務の指揮も任せてくれました。ドクターを連れて、上陸するハリー。発信源は何かの機械でした。バイオ神経回路搭載、ヴォイジャー並の知能を持つコンピューターが入っています。そして、突然起動したその機械は「目が見えず、手足の感覚がない。助けてくれ」と訴えていました。

機械の言語アルゴリズムがあるドクターが話を聞くと、機械の人工知能は、その自覚がないのです。道義的に助けるべきだと主張するドクターに説得され、昼勤に出てきた艦長の許可も得たハリーは、機械を機関室に転送。「仲間がいた」と主張する機械に、艦長は天体測定ラボで仲間を探します。その間、ドクターは彼が「機械」であることを話しました。

一方艦長とセブンは、天体測定ラボで機械がいた星の北部に巨大な衝突クレーターを見つけました。その痕跡や高濃度放射能から、一つの結論に達しました。あの機械は「大量破壊兵器」だったのです。

危険な爆弾だと判明しましたが、ドクターは知能だけでも救うべきだと主張。「命を救う」という言葉に弱い艦長は、ハリーとベラナに手伝わせることにしました。しかし、何かあったらすぐに艦外へ転送、爆破されます。

医療室に運ばれた爆弾。マトリックスを移植するために一時的に停止させると説明すると、突然起爆し始めました。あわててインターパルスを送ってショートさせるベラナ。近くにいて爆弾を説得し続けたドクターは「なんてことを」とつぶやきましたが、それは爆弾本人の言葉でした。

ドクターを乗っ取った爆弾。目が見えるようになり、自分が兵器だと知りました。同時に、通信とドアのシステムを切り、ベラナをハリーを医療室に監禁。自分の姿を見て、記憶を取り戻した爆弾は、任務である敵の破壊に向かおうとします。ブリッジにいる艦長たちを脅した爆弾。いったん要求に応じた艦長ですが、クルーたちに解決方法を探らせます。

ブリッジで対策を練る副長たちの所へ、ニーリックスがある機械を持ってきました。少し前に、商人から手に入れたものですが、爆弾と同じ技術が使われています。その商人とコンタクトをとれば、爆弾がどこの出身か分かるかもしれません。

医療室のベラナは、何とかして爆弾をOFFれないかと考えますが、指揮任務第一号で喋る爆弾を乗せてしまったハリーは、若干落ち込み気味。しかし、ベラナに励まされて、爆弾を説得にかかります。彼の命を救ったドクターを見習えと言ってみますが「彼が医師であるように、私は爆弾をやめられん」と。敵の破壊だけを考える爆弾に、敵の子どもたちなど、同情的要素を挙げてみますが…、失敗でした。

ブリッジでは商人と連絡が取れ、爆弾を作ったのはドゥローダという種族だと判明します。少々失礼な商人は、自分の船の高度なフィールドで爆弾を一時的に止める代わりに、爆弾そのものを要求してきました。そんなことは受け入れられない艦長とは交渉決裂。船に引き揚げた商人は、ヴォイジャーの武器システムを攻撃し、爆弾を転送しようとしました。すると爆弾は、ささっと商人の船を破壊してしまいます。

おっそろしい爆弾ですが、セブンのナノプローブを直接注入できれば停止できると判明。便利な時のセブンですな。外部からのホロマトリックス停止作戦と同時進行しようとなったとき、艦長は爆弾が言っていた地雷原に遭遇するという「予想外」のトラブルも追加することにしました。そんなヴォイジャーを、医療室にいるのと同じ爆弾が大量に追いかけます。え、一つじゃなかったのー?!

さ、爆弾をだます準備が始まりました。トムは船のシステムと自慢の腕で船を揺らし、セブンの改造したセンサーと合わせて地雷原へ入ったように見せかけます。そして、何でも屋ニーリックスの特殊メイクで、セブンは傷を負ったことにし、医療室へ行く作戦です。そして、トゥヴォックがホログラムを止め、セブンはナノプローブを注入。進行役の副長は、艦長に報告する…だけみたいですね(笑)。

医療室では、爆弾が自分の記憶を完璧にするため、ハリーたちに手伝わせます。と言っても、欠けているのは星に衝突する前の3分半ですが。んが、んが、その3分間に、爆弾は母星からの亜空間通信を受信していました。戦争は終わっており、この爆弾を含め34の爆弾が誤発射されていたという内容。しかし、最終の確認コードを見つけられない爆弾は、これが何かの策略だと思って信じようとしませんでした。

船が揺れ、無事地雷原を装うことができた艦長たち。ついでにセブンに「火傷」を負わせて医療室へ運び、トゥヴォックがホロマトリックスを混乱させて、ここまでは順調だったんですが、肝心のセブンがナノプローブを注入する際、神経ショックを受け昏倒。すべての計画が露見してしまいました。彼が船を爆破するというと、艦長は「どうぞ」と。脱出もせず、標的の種族を守るために犠牲になる覚悟です。

その時、爆弾の仲間たちがヴォイジャーを取り囲みました。仲間の元へ戻せという爆弾を説得し、確認コードを見つけたハリー。それでもまだ「敵の罠だ」と言い張る爆弾を必死に言い含め、攻撃をやめさせる決心をさせました。ぅえらい! ところが、その中止命令を仲間に送信したところ、回避可能な境界線を越えたためにもう引き返せないという答えが返ってきました。爆弾は、もう一つの決心をします。「仲間の元へ返してくれ、彼らを止める。私はプログラムを超えてみせる」その言葉を信じたハリー、爆弾にマトリックスを再統合し、彼を船外に転送しました。仲間と共に、ヴォイジャーから離れた爆弾は、星や船がない場所を見計らって自爆。仲間も破壊されました。

医療室。爆弾の味方をしたことでヴォイジャーを危険にさらし、セブンに重傷を負わせたと後悔するドクター。今日も夜勤のハリーが顔を出し、「君がいたから、人工知能はプログラムを超えられると説得できた」と励ましました。

ブリッジへ出勤したハリー。今日もジェンキンスが操舵席にいます。にわかにヴォイジャーの恩人となったハリーに、下級士官を代表してお礼を。ハリーは「彼が考えたことだ」と。いいねぇ、これがハリーだよ。トムだったら…。

いっつも思うんですけど、パーソナリティサブルーチンって、コピーできないの?そしたら、彼はヴォイジャーに残るとか、母星に帰るとかできたのに。

今回のお題。原題「Warhead」は「弾頭」。そのまんまですね。特に言うことはないでしょう。邦題「乗っ取られたドクター」…これもそのまんまではあるんですが、今回の主役はハリーでしょ?そこんとこ取り違えちゃっちゃー困りますよ。どうも邦題は主題がずれてる。

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