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第126話「Riddles(魂を探した男)」

 どうやって伝えればいい?

※ネタバレです。

 ベラナ役のロクサン・ドーソンさん監督作品。彼女自身の初監督作品だそうです。

ケサットで貿易取引をしてきたニーリックスとトゥヴォック。でも静かにしたいトゥヴォックに、ニーリックスは退屈。「楽しみなど必要ない」というトゥヴォックですが、なぞなぞをひとつだけ付き合ってくれました。食べ物なしで1年生き延びた少尉はなぜ食べ物に困らなかったか?答えは「カレンダーの日を繰って(食って)たから」。日めくりカレンダーなのね。

なぞなぞに付き合ったトゥヴォックは、静寂を求めて後部セクションへ。すると、コンソールが勝手に動いて何かをダウンロードしている様子。ニーリックスに通信している途中、トゥヴォックは何かに襲われました。慌てたニーリックスがトゥヴォックの所に行くと彼は痙攣して倒れていました。

医療室で治療を受け、なんとか痙攣は治まったトゥヴォックでしたが、まだ安心はできません。艦長は、ショックを受けているニーリックスを励まし、ケサット人に情報を求めました。

ケサットの調査官ナロックは、わざわざ上官に賄賂を贈ってこの任務にあたっていました。彼は、政府が認めていない「バネス」という知的生命体の犠牲に(まだ生きてるって!)なったのではと言い出しました。バネスの姿を見たものはおらず、偽装に優れた異星人ぎらいでした。ナロックは、襲われる前に見た偽装周波数をトゥヴォックとフライヤーを調べさせてほしいと言いました。

医療室のニーリックスは、責任を感じて何かしたいと言います。ドクターは、外部刺激で昏睡から目覚めた患者の話を。するとニーリックスは花やらお香やらを持ち込み、話しかけつづけ、バルカンの音楽(どう聞いてもお経)を流したり。その甲斐あってか、トゥヴォックは目を覚まし起き上がりました。ところが、トリコーダーにもおびえる始末です。

フライヤーを調べていた艦長たちは、バネスの偽装の残留物を見つけ、その姿を再現することに成功していました。その技術は短距離からしか使えないので、やはり偽装周波数が要りますが。

歩けるようになったトゥヴォックはを連れて、ニーリックスは船内を案内しています。最後にたどりついたトゥヴォックはの私室。

艦長は、試しにナロックの発明したテクノロジーをディフレクターにつないで船の周りを照らしてみました。すると、船の周りには大量のバネス船が隠れていたのです。彼らから攻撃され、揺れる船内。

いきなりの揺れに、部屋のトゥヴォックは怯えていました。「大丈夫だ」とそばにいてくれるニーリックス。バネスが去り、攻撃が止むと、トゥヴォックは静かに言いました「君といれば、安全だ」。

話せるようになったトゥヴォックに、作戦室で話を聞く艦長とナロックですが、トゥヴォックは覚えていないと答えました。去り際、艦長がランチに誘ってくれましたが、トゥヴォックは断りました。「どうせ仕事があるからいいのよ」と笑った艦長でしたが、2人が去った後、泣きそうなほど悲しい顔をしていました。

カルトーにチャレンジしたトゥヴォックですが、うまくいきません。すると小さな子供のように「こんなゲーム嫌いだ!」と。個人ファイルを見て、今の自分とのギャップにいらつくトゥヴォック。「もうバルカン人じゃない!」とニーリックスを突き飛ばしました。

悩めるニーリックスは食堂へ。先客セブンは偽装周波数で行き詰っていました。ニーリックスは問います「バルカン人はいつバルカン人じゃなくなる?」セブンの答えは「バルカン人としての論理的思考力を失ったとき」。セブンはさらに続けます、自分も集合体から切り離されたとき、多くの能力を失ったが、艦長が新たな可能性を引き出してくれた、と。

医療室で、トゥヴォックは蝋で花を作っていました。それは、ニーリックスへのお詫びのしるし。ニーリックスも誤ります、彼に無理をさせすぎた、これからはやりたいことをやろうと。

「君の好きなことを教えてくれ」と言われ、ニーリックスは料理を教えました。すると、デザート作りに意外な才能を発揮。食堂に様子を見に来た艦長にも、テラナッツ・スフレを御馳走します。パラクリーム・ケーキを作っている時、艦長に「何か思い出した?」と言われ、ケーキの上に偽装周波の曲線を描きました。

それを分析した結果、バネスの基地を見つけました。艦長は、トゥヴォックを襲った武器の情報と引き換えに、複数の戦術データを渡すと言います。しかし、それはのんでもらえません。するとナロックは、自分が開発したバネスを見通せるテクノロジーの情報を渡すと言ってくれました。それを分析して偽装を調整すれば、もう彼らは見つかりません。バネスは、その条件をのみました。ナロック、いい人だ~。

バネスの武器を分析したドクターは、ついに治療法を確立しました。それを伝えにきたニーリックスは、ジャズを聞いていたトゥヴォックに驚きます。治療の手術のことを言うと、トゥヴォックは「元に戻りたくない」と言い出しました。元に戻れば、感情を表せなくなる。そしてニーリックスに言います「どうやって知らせればいい?僕が君といてどんなに楽しいか」…今と同じにはいかない2人の関係。しかし、ニーリックスには、ヴォイジャーには戦術士官が必要だと、トゥヴォックを説得しました。医療室の手術台へ向かうトゥヴォックはを見てニーリックスは呟きました「寂しくなるな」。

元の少佐に戻ったトゥヴォック。食堂にお茶を飲みに来ました。でも、もうデザートは作ってくれません。がっかりしたニーリックスに、トゥヴォックは言いました「あのなぞなぞにはもうひとつ答がある『サンデー(日曜日)』だ」。それは、とっても非論理的な答えでした。

ニーリックスになついたトゥヴォック(笑)という楽しい部分も含みながら、トゥヴォックの台詞にはもうほんとに感動しました。ニーさんの懸命の看護にも、友情を感じます。私はVOYの放送を見たとき、このエピからビデオに撮り始めました。

今回のお題。原題「Riddles」は「なぞ」という意味で取るのがいいでしょう。なぞなぞのことですね。でも、この単語には「論破する」という意味も。深い~!邦題「魂を探した男」。詩的だけど、外れてます。よくわからん。個人的には「サンデー」ですけど。

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