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第128話「One Small Step(電磁空間アレース4)」

 最初の一歩。

※ネタバレです。

 2032年10月19日、火星。アレース4と通信する火星の調査隊。ワールドシリーズの途中経過で盛り上がってると、通信が途切れました。アレース4のセンサーには、巨大な物体の接近が記録されました。その窓からは、謎の火の玉が接近してくるのが見えました。

宇宙暦53292.7、ヴォイジャー。自室でお茶を飲みながら本を読んでいた副長。ドアのチャイムが鳴ったので「どうぞ」と声をかけましたが、誰も入ってきません。ドアを開けてみると誰もいなくて。ブリッジに通信してみると、それは第一転送室やニーリックスにつながって、自力で行こうとするとドアもおかしい。

ドアを飛び出た副長が機関室へ行くとセブンが勝手にコアの改良を行っていました。これで船のシステムが混乱したのです。「いじるな」と注意する副長ですが、ベラナにコアの機能向上がベラナに受け入れられなかったセブンは我慢できない様子。その時、コアの改良とは関係ない揺れが。

重力レベル9の現象が亜空間から出てきました。あの火の玉です。ブリッジに出てきたセブンには、それに見覚えがありました。異空間521(←どっかで聞いた数字だ)でした。セブンの対処法により、現象とは距離を保てたヴォイジャー。艦長は艦隊の記録から「電磁空間」という名前を思い出し、副長はそれからアレース4を思い出しました。珍しく副長も乗り気で、この電磁空間を調べることになりました。

天体測定ラボでプローブのデータを解析するセブンとトゥヴォック。セブンはボーグ流に電磁空間を中から散らすといいますが、艦隊士官のトゥヴォックはこれが研究対象だと。コンピューターは内部の物質をいくつか特定。それらは、あのアレース4の破片でした。

アレース4のデータをおさらいする会議。ジョン・ケリー中尉を乗せたまま消えたアレース4に一番詳しかったのは歴史マニアトムではなく副長でした。電磁空間の内部に入ってアレース4の船体を探す任務にも志願します。会議が終わったとき、艦長は席を立たないセブンに声をかけました。乗り気でないセブンを、任務に参加するように「奨励」しました。

憧れの探検家を称えていた副長とトムのところへ「我々は出発できる」とあまり嬉しくないセブン。

ドクターまでもが、セブンに画像を記録するように頼みました。さ、出発です。

無事(?)電磁空間に入ったフライヤー。中の素晴らしい様子を艦長に見せたいという副長に、最高にロマンチックだよとベラナに言うトム。ほら~。中にはあらゆる物体と物質、大気がありました。セブンさえ「興味深い」と。その時、電磁空間は方角を変え、残り時間があと5時間余りとなってしまいました。アレース4と空間内の物質の調査を急ぎます。

空間内から採取した物質の古さに、考古学大好きの副長はウキウキです。副長自身はそのために艦隊に入ったのですがそのうちマキやヴォイジャーの責任ある立場になり、やりたいことは2の次に。副長はセブンにも幼いころの夢を聞きます。しぶしぶセブンは答えます「バレリーナ」と。副長はいまからでも遅くないといいますが、ちょっとグラマーすぎるかもね。

見つけたアレース4は、思ったより大きくその形を保っていました。副長はこのままトラクタービームで引っ張ってヴォイジャーに持ち帰ろうとします。ヴォイジャーのほうでは、電磁空間が暗黒物質小惑星に接近していることを感知。なんと、衝突まで4分です。艦長は急いで脱出を指示しましたが、副長はあくまでもアレース4を引っ張っていく気です。司令船のせいで速度は出ませんが、ギリギリ間に合うようです。

しかし、フライヤーが脱出する前に小惑星が電磁空間に衝突。フライヤーは再び内部に飛ばされ、ヴォイジャーのセンサーから消えました。おまけに副長は感電して意識をなくし、アレース4とも切り離されました。

副長もフライヤーも重症です。エンジンは修理不可能だし、電磁空間もあと2時間足らずで亜空間に戻ってしまいます。副長のほうは意識を取り戻しましたが、やはり気になるのはアレース4。副長のこだわりにブチ切れのセブン。そこへ艦長の声が。プローブを経由して通信を復活させたのです。

船を修理するために、ベラナはアレース4のマニフォルドを使えないかと思いつきました。アレース4を捕まえることはできませんが、転送で中に入ることはできます。艦長は再び、セブンを指名しました。

宇宙服を着るセブンに、副長はデータのダウンロードを頼みました。まだ言うか、と言わんばかりのセブンですが「心がけよう」と。船内に入ったセブンは、ケリー中尉のミイラと、彼の日誌を見つけました。作業しながら、その日誌を再生します。彼は、現象に吸い込まれた後も生きていたのです。

自分の位置も分からず、通信もできないケリー中尉は、たった一人でセンサー記録を取り続けていました。食糧が乏しく、朦朧とした頭で帰りたいと願い、最後のエンジンを始動させた様子や、その後の幻覚ともとれる回想。最後に、生命維持を切ってセンサーを回し続けたことまで記録されていました。彼は、最後に「ワールドシリーズはどっちが勝った?」と言い残して記録を終えました。

マニフォルドを外したセブンは、日誌を含むデータをダウンロード。そして、ケリー中尉の遺体にバッジをつけ、両方を転送させました。

またしても残り時間4分となった状況ですが、なんとかマニフォルドが作動し、今度はギリギリのところで脱出できました。

セブンが連れて帰ったケリー中尉の遺体を、宇宙に葬ることになりました。セブンは葬儀で、中尉と自分を似ていると言い、彼の棺に手をあてて「ワールドシリーズはヤンキースが勝った」と付け加えました。

今回のお題。原題「One Small Step」は、人類で初めて月に降りたお人の言葉からです。人類で初めて異常現象に巻き込まれたお人のお話でしたからね。邦題「電磁空間アレース4」Named by 副長。なんだったの副長?って感じですね。年甲斐もなく少年の心前面に押し出したエピでした。

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