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ツバメは古巣へ

 第133話「Virtuoso(心に響く歌)」に出てきたナポリのバラッド。

※同エピのネタバレを含みます。

 コーマーという星でその歌唱力を認められたドクター。そこで知り合った女性「ティンク」に、星に残ってほしいと頼まれ、それを愛の告白だと思ったドクターはヴォイジャーを降りることを決意します。しかし、ティンクが求めていたのは、芸術家としてのドクターではなく、歌唱マトリックスだったのです。代わりのホログラムを設計したティンクにとって、ドクターは用済み。それを知ったドクターは、傷心の中、コンサートでこの「ツバメは古巣へ」を歌います。

 動画サイトにはかのパヴァロッティが歌うものもありますが、ドクター役のロバートさんの歌もなかなかです。ただ、先の記事にも書いたように、テレビではこの曲の歌詞が表示されないので、私はDVDを買って初めて曲の意味を知りました。この歌の歌詞を知っていると知らないとでは、この歌が終わった時に艦長がそっとぬぐった涙の意味が全然違うように思います。

 この歌、原題を「Rondine al nido」と言います。もちろんイタリア語。ルチャーノ・デ・クレシェンツォという人の作曲です。

Sotto la gronda della torre antica        古き塔の軒に
Una rondine amica,                 友なるツバメが来る
Allo sbocciar del mandorlo é tornata.      同じ場所へと花の季節に帰ってくる
Ritorna tutti gli anni,                毎年 変わることなく   
Sempre alla stessa data;             同じ日に
Monti e mare essa varca per tornar.      海や山を越えて、ただ帰る
Solo amore                     愛しい 君
Quando fugge e va lontano            君は遠くへ行ってしまった
Speri in vano ma non torna più.         虚しく望んでも もう帰ってこない
Speri in vano ma non torna più         虚しく望んでも もう帰ってこない

 (イタリア語歌詞はMemory AlphaというHPから、日本語歌詞は同ページに載っていた英語歌詞を浅木が翻訳したものです)

 本当は2番まであるんですが、ドクターが歌ったのは1番だけですので、これでいいと思います。こう見ると、去っていくドクターがこの歌を歌うのは変かも知れませんが、そこはこの曲の持っている雰囲気でカバー。悲しい歌ですね。

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