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第144話「Life Line(ジマーマン博士の屈辱)」

 治せるものなど、いやしない?

※ネタバレです。

 ここは、α宇宙域の木星ステーション。バークレー大尉がある人物を訪ねてきました。振り返った彼は、ドクターそっくりのお人。でも、頑固爺さんって感じです。彼は不治の病に侵されたジマーマン博士、ドクターの生みの親。

地球を飛び立った電波は、ミダスアンテナ(前にバークレーが使ってたやつね)を通して、遥か彼方のヴォイジャーにまで送られました。天体測定ラボで作業中のセブンがそれを受信し、艦長に報告。通信内容は、圧縮され劣化したデータストリームです。

嬉々とした艦長は、会議でデータの内容を報告します。これから32日周期で、艦隊本部と連絡が取れるようになったのです。返信は17時間分のデータ。

ニーリックスは、ドクターにバークレーからの手紙を持ってきました。ジマーマン博士の病気についてです。ドクターは早速セブンに頼んでデータを集めています。そして治療の目途がついたと艦長に報告。おー、すげーじゃんドクター。しかし、それはヴィディアやボーグの医療データを応用したもののため、ドクターは自分でα宇宙域へ行って治療したいと言い出しました。艦長は、他のクルーが何も送れなくなるし、安全性の問題もあると反対ですが、ドクターの彼は親同然だといえるという言葉に押されて、許可してしまいました。

鼻歌交じりに準備に入るドクターですが、セブンが歌唱アルゴリズムを分離。データをなるべく小さくして、送りやすくするんですね。しぶしぶ、いくつかのアルゴリズムを分離しました。

艦長に「ボンヴォヤージュ」と見送られ、ドクターはα宇宙域に。木星ステーションでは、助手のヘイリーが蠅を追い払いながら博士の食事を準備。そこへ、バークレーが駆け込んできました。

ランチはサラダです。博士じゃないけど、もうちょっとカロリーのあるものでもいいんじゃない?それとも、脂質は病気によくないのかな。この博士、ヘイリーにはなんだかんだ言って弱いみたいで「誰にも会わん」って言ってたのに、バークレーに会いました。そこで、ドクターと初対面です。自分の治療に銀河の向こうから来たというのに、偏屈な博士はひん曲り。ただ、ドクターの型であるEMHマーク1というのは、もうお払い箱になっていて、同じ顔をした仲間たちはどこかでプラズマコンジットを洗う仕事をしていると。そうよね、3年前にはマーク2がいたもんね。でもコンジット掃除とは、艦隊もすごいね…。ドクターはなんだかんだと言って検査を始めました。初期症状は「髪の毛がごそっと抜けた」(笑)ではなく…。他にも基本的な質問をしていると、部屋にいたホログラムのイグアナがしゃべりました。おいおい…。それをドクターが消すと、博士のお怒りにふれてしまいました。

その後もドクターと博士はうまくいきません。ヘイリーはドクターがからかわれたことに「気に入った人しかからかわない」と慰めてくれます。で、飛び回るハエですが、小型の偵察カメラでした。開発中のを預かってペット代わりにしてたんです。ほんと変なとこ。この時点で、すでに2週間が過ぎてますが、いろいろもめて検査もまともにできてません。精神的に限界のドクター、カウンセラーがいる!と言ってバシン。この型のカメラは、実用性がないよね。

困ったときのディアナ任せ。そして、ディアナはこの人のお願いにちょっと弱い。

δ宇宙域の艦長は、副長を作戦室に呼び出しました。ちょっとお困りの様子。ヘイズ提督からのメッセージにあった、「マキの件」という言葉が引っかかってる様子です。副長もメッセージの再生中には反応してましたが、艦長にはそんな不安は見せません。艦隊本部が送ったというディープスペース艦と合流できる、5~6年後になればモメるでしょうねと、涼しい顔。ただ、元マキという事実は、忘れられない…そりゃそうだ。しかし今や欠かせない副官で、クルーです。…で、なにこのラブラブ(に見える。笑)ムード。このあとランチもご一緒でしょう?ま、J/Cとしては嬉しい限りですが。

ヘイリーがまたサラダのランチを用意してます。あ、余談ですがこのヘイリーの声、「デスパレートな妻たち」でガブリエル・ソリスの声やってる人ですね。博士は美女のマッサージにうっとり。しかし、彼女はやおらトリコーダーをとりだしました。美女はドクターの変身でした。怒った博士にドクターは「あなたが大切なんです!」と必死の説得。言いあう二人の前に、ディアナが現れました。

彼女もまたホログラムかと思った博士は、ディアナをつねるというご挨拶。ディアナは、二人の仲を何とか取り持とうと話をしますが、彼らは結局喧嘩に。ディアナはお手上げして部屋を出ていきました。その後も、カウンセリングはうまくいかず、博士とドクターの仲は悪化。ディアナは、博士がなぜあんなにもドクターを毛嫌いするのか考え始めました。自分の顔に似せて、命を救えると心血を注いで完成させた緊急医療ホログラム。しかし、最初のモデルは艦隊ではあまり上手くいきませんでした。その後、自分とは全く違う外見で改良しましたが、失敗作となってしまったマーク1の顔は、もう見たくない…ということらしいです。

不治の病に侵された人の常で、博士は遺書を書いていました。自分の研究中のホログラムや、趣味のホログラムアートを、バークレーに譲ると。彼しかいないんです、お友達。ヘイリーは、基地の存続とともに機能させ続けることを宇宙艦隊に要請しました。そんな中でも、病魔は博士の体をむしばんでいきます。

ヴォイジャーのホログラムで一人仕事をするドクターに、ディアナが食事の誘いにやってきました。そんな時、ドクターの体がかすれてしまいます。バークレーは、3万光年の旅が、プログラムを劣化させていると。艦長が危惧したとおりですね。しかも、それは手の施しようがないほど。

博士は「せいせいする」と言ってますが、ヴォイジャーにとっては大事なクルーです。「ただのホログラムだ!」という博士に、ヘイリーが抗議しました。自分がおかしくなったときは、仕事をキャンセルして帰って来てくれたのに、と。ヘイリーにはかないません。

あんなに嫌がってたサラダをがっつきながら、ドクターの修理にかかる博士。結構無理をして、17時間ぶっ通しで頑張りました。しかも、ちゃんと直してます。本当に優秀なんだー。ついでに、自分から受けついだ性格の欠陥を正すつもりでした。しかしそんな余力はなく…。やっと本心を語り合った2人。博士はドクターの治療を受け入れることにしました。

心配していたディアナたちのところへ、ドクターが戻ってきました。故障の原因は、故意の細工。ディアナたちの策略だったのです。

で、帰る日。ドクターはホログラム写真を撮ってます。博士は「来月一言いれろ」と。最後に、ドクターは博士と2人で写真を撮りました。

ま、面白いエピではありましたけど…ドクターが。

今回のお題。原題「LifeLine」。日本語でもライフラインって言いますね。生命線…ていうとなんか手相みたいですが。邦題「ジマーマン博士の屈辱」、これはいい感じ!面白いタイトルですね。しかも、ただドクターとのやりとりって言うだけじゃなく、ドクターの顔を見ること自体が、彼に屈辱的なマーク1の現状を思い起こさせる…そういう意味ではネタバレ?でもま、今回は許す。

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