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第149話「Drive(愛の危機)」

 愛の逃避行、成るか?

※ネタバレです。

 小惑星の中を飛ぶデルタ・フライヤー。念のためですが、このエピは前回「セブンの涙」より前のお話、ということになっています。つまり、ボーグと闘って木っ端みじんになったフライヤーの新型、それのテスト飛行らしいのですが、トムのきわどい運転にハリーは正直ヒヤヒヤして。

 飛行の最中、接近してきた船がありました。レースを申し込まれ、トムのことだからしっかり受けて、ハリーだって新型のスラスターを試したらなんて言っちゃって…。レースには勝ったのは勝ったんですが、相手の女性は船にガスが漏れ出してしまいました。彼女を助け出し、船の修理のためにヴォイジャーへ連れていきます。

 医療室では、ベラナがデートのためにホロデッキの時間をやりくりしていました。ドクターに頼んでみるものの、彼は新しい趣味になるであろうゴルフを試したくて…ドクター、せこい。ま、結局はベラナのしゅんとした顔に負けて貸しちゃうんですけどね。ベラナ、昔は怒ってばっかりでしたけど、最近こういうテクッたことしますよね(笑)。

 ハリーはお客さんの船の修理を手伝ってますが、どうやら美人のパイロットには副操縦士君がいるらしいので。おまけに「詮索好きなの?」なんて言われちゃって、タジタジ…。彼女はレースのためにここに来ていました。亜高速だけの障害物レース。

 トムたちもフライヤーでそれに出たいと艦長に申し出ました。決め手は、これまで100年も戦争して来た種族が和解した記念のレースだということを強調すること。熱弁するトムたちですが、艦長は意外とあっさり認めてくれました。艦長、実は好きなんでしょ?トゥヴォックは「本当に?」なんて言っちゃって(笑)。条件は一つだけ「参加する限りには、必ず勝つこと」…らしいわ~。

 ペッカペッカ光るゴルフボールは、医療室から転がり出てきました。ドクターは拾ってきたのがトムだと分かるとちょっとご機嫌ナナメ。誰のせいでこんなことに…って、当のトムはベラナとの約束をすっかり忘れてました。いつものことだ。

 機関室では、びくびくしながら話していたトムですが、ベラナはあっさり言ってもいいわよと言ってくれました。別に怒ることもなく…。トムが行ったあとに、かなりさみしそうではありましたが。どうしたのよ、ベラナ。

 食堂では、ニーリックスが彼女の話を聞いてくれました。ベラナは、自分とトムがもうやっていけないのではと自信を失っているようです。しかも、レースが終わったらその本音を言うつもり…。ニーリックスは一言「それまでトムを騙すのは、不名誉なんじゃないか?」ニーさんなんか最近キャラ違うべ。

 フライヤーのエントリーが認められ、詳細のためにオザールさんと会った艦長。ヴォイジャー的には何にも問題ないんですが、お話し中に母船から連絡が入りました。参加国の方々は、小さなことにこだわってごねてるそうで。あー、そのお話し中になんですが、後ろで艦長と副長、くっつきすぎです(笑)。何をゴソゴソ内緒話をなさっておいでですか?お客さんの前ですよ~。とにかく、セレモニー会場のことまであれこれ対処しなければならないオザールさんに、艦長はヴォイジャーを貸しましょうと申し出ました。関係のない参加国だから、どこも文句は言わないと。

 ちゅうことで、たくさんのお客さんがヴォイジャーに乗り込んできてパーティです。先の女性パイロットにいろいろ情報をもらって、レース用のスーツのトムは敵状偵察。相手はむっつりなお方ですが、彼は親善レースじゃなくて、本気の競争だと思っているようです。そこへ、彼女の副操縦士まで現れて、ハリーの恋はまたしても散っていきます。

 仕事を頼みにきたベラナは、セブンまでもがレースに対して協力的なのに、少しげんなり。でも、セブンの「パリス中尉との関係向上のために、興味を理解し支持してやる」という言葉に、ちょっと考えさせられたようです。私から一言言わせてもらえるのなら、それってあくまでクルーメイトとしてでしょう?恋人同士はちっと違うんでない?

 ま、とりあえずレースです。驚いたことに、ベラナはトムの副操縦士として乗り込んできました。びっくりしたトムの写真まで撮って(笑)。ベラナの飛行服、かなり似合ってます。ナイスプロポーション。レースのスタートを宣言するオザールさん、結構たくさん参加するみたいですね。艦長の合図で、スタート!

 きわどい”かすり”なんかも駆使して、ほかの船との真剣勝負。天体測定ラボではセブンが定期的に報告してくれますが、我らがニーさんはそんなことでは盛り上がれないと、実況中継を始めました。誘われてやってきた艦長たちも、楽しんでます。

 3位にまで浮上してきたフライヤー。ただ、難所メビウスの輪が迫っています。亜空間のゆがみ。

 天体測定ラボは艦長副長はじめギャラリーでごった返しています。定期報告に来たはずのトゥヴォックまで、メビウスの輪のせいで消えた船影を追って重要事項を「後にしてください」と(笑)。

 メビウスの輪を抜ける際に、相手の2機をかすめて出たベラナたち。ベラナはらしい感じですが、トムは危なかったと。その時、事故が発生したとして停止が命じられました。

 例の副操縦士君が、事故のため負傷。彼女たちの船には、故障を誘発する装置が仕掛けられていました。和平のためのレースですが、これまでの妨害工作もいろいろあったし・・・中止にせざるを得ないのかと思いましたが、参加者たちはそんなものに屈する気はないと主張。翌日レースは再開となります。

 けがをした副操縦士君の代わりに、ハリーがレースに出ると申し出ました。イリーナはなぜか少し渋りますが、2人で徹夜して船の修理にあたりました。ハリー君はまだ諦めきれない感じ。副操縦士君はただの同僚だと言ってもらったようです。

 レースが再開され、首位のフライヤーは終盤に差し掛かりました。ハリーたちはいいかもねと話すベラナですが、つい本音が出てしまったのか、トムもこのところのすれ違いを気にしていたのか、なんだかちょっと険悪な雰囲気になってきました。

 すぐ後ろについていたハリーとイリーナでしたが、またしても船が異常を起こしてしまいます。ハリーが手だてを考えるたびに、イリーナはそれを拒否しています。こちらもちょっと険悪。と、こちらは険悪どころの話ではなくなりました。イリーナは、ハリーにフェイザーを突きつけたのです。

 破壊工作は彼女自身の手によるものでした。まそこは艦隊士官ですからフェイザーを奪ったハリーですが、船は通信もできず、その場で待つしかありませんでした。

 トムはすっかり機嫌を損ねてしまい、レースにもおざなりです。イリーナはなぜかレースの状況を気にしています。トムは、言い合いの最中に船を止めてしまいました。こっちの問題のほうが大事だと。

 イリーナは、ついに本音を白状しました。彼女たちは、和平ではなく孤立を望んでいたのです。トムたちも本音を白状。トムは本当の自分でいられるのは愛する人といるときだけだと。言うね~。タフに見えるベラナも、そこは女の子ってことで。甘い言葉が必要だっていうついでに、トムはベラナにプロポーズしました。いいのかー!

 イリーナはトムたちのフライヤーに細工して、彼らがゴールするときにコアが爆発するようにしていました。それを、ハリーから知らされたトムたちは、コースを逆行。プロポーズしながら(笑)コアをガス星雲に放出し、何とか生き残りました。そうなったら、もう結婚するしかないでしょう。

 レース後のセレモニーの時間を利用して、晴れて二人だけの時間を持ったトムとベラナ。指輪して、シャンパン開けて、フラーヤーには「Just Married」の文字と缶々がぶら下がっていました。

 祝!ゴールイン! 今回は笑いどころがたくさんあって、面白いエピでした。特にトゥヴォック…。

 今回のお題。原題「Drive」邦題「愛の危機」。レースじゃなくてドライブなのね。愛は確かに危機でしたが、最終的には「逃避行」になったから、いいんじゃない?っていうか、タイトルが最近いい加減な感じがするのは私だけでしょうか。ネタ尽きたのか、もうだんだん面倒くさくなってきたのか…。

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コメント

こんばんは。
ヴィジュアル的には、大好きなエピです。
レースのシーンはサイコー。初見では大興奮してましたっけ。
でもベラナが「らしくない」のがやっぱり気になります。トムはいつも通りって感じでしたが。
あと、第4シーズンの例のエピ以降、2人の仲がどうやって深まって来たのか語られたエピがないのも困るところ。ボーグとの遭遇で忘れてたんですかネ~^^;。
なのでプロポーズのシーンにしても、どうしても取って付けたような感じがしてしまいます。
トムらしいといえばそうなのですが…。
なのでせめて、ホンモノの結婚式の場面が欲しかった…。幽人的には「もうひといきがんばりましょうエピ」ってトコだったり。(^^ゞ

投稿: 幽人パリス | 2009年2月14日 (土) 00時28分

>幽人パリスさん
>>例のエピ以降、2人の仲がどうやって深まって来たのか語られたエピがないのも困る…
本当ですよね。なんか、どっちかが行方不明になったときに、過剰に心配するんを見て「あ、そうか二人付き合ってたっけ」とさえ思うこともありましたし。
命がかかった慌ただしい緊急事態にプロポーズの返事を迫るっていうのは、アメリカの映画やドラマでよく見る演出ですが、告白と同じパターンだったのもあって、ちょっと…ですね。
結婚式のシーンは本当に見てみたかったですよね。ベラナには礼服じゃなくてウェディングドレスを着てもらって、トムもタキシードで。…幽人さん、描いて下さいません?(笑)

投稿: 浅木 | 2009年2月14日 (土) 22時46分

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