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第152話「Inside Man(幻の帰還計画)」

 あと数日で、家族に会える?

※ネタバレです。

 定期的にデータが届くようになったヴォイジャーですが、先月はデータを受け取れませんでした。家族からの手紙を待ち望んでいるクルー。

 トムは朝から、夜勤明けのハリーにへばりつきました。彼が今朝、地球からのデータを受け取ったという噂を聞いたからです。ところが、ハリーの受け取ったデータは大きすぎて、なかなかダウンロードできてません。

 夜勤明けのまま、ハリーは天体測定ラボへ直行。平気な顔のセブンと一緒に、ダウンロードを続けます。優秀なセブンは、ハリーがコーヒー飲みに行っている間に、データがホログラムであることを突き止めていました。天体測定ラボでは、それをダウンロードできないようで。ドクターがモバイルになっちゃったから、船内その辺はおいてけぼりなんですね。ハリーはリレーを焼き切って、ホログラムをダウンロード。ホロデッキで、期待に満ちた艦長にホログラムを見せるハリー。現れたのは、レジナルド・バークレー大尉…に設計された彼のコピーです。歩けて話せる(これって普通じゃんよ)問題解決云々…。本人は自信満々に宣言しました。運が良ければ、手紙の代わりに家族に直接会えると。

 彼曰く、ヴォイジャーがもうすぐ近くを通る赤色巨星とα宇宙域の赤色巨星を結んで、トンネルを作ればすぐに帰れる。艦長は反論します。うちのシールドは測地線という放射能には耐えられない。バークレーはそれに対応する技術は持ってきたと得意顔です。え~、だいぶ彼の話を端折りましたが、今回のお話、「赤色巨星」と「測地線」だけ押さえておけばいいのではと思いますので。文系なんでね、許して。

 バークレーのホログラム、通称レッジは、ドクターからモバイルエミッターを借りて会議へ出席。そこで上級士官に指示まで飛ばして。まぁ3日しかありませんから、頑張りましょ。ニーリックスの扱いまで心得てます。

 毎度のことですが、ハリーは帰還を果たしたかのような喜び様、トムはまだそれを疑ってかかってます。トムの場合は、これまでなんども帰還を果たせなかった過去に基づくものですから、分からなくもないですが。

 セブンはボーグテクノロジーで船のフィールドを強化しようとレッジに提案しました。レッジはちょこちょこっとコメントしただけで、あとはセブンに艦隊の歓迎セレモニーetc.に出なきゃねと言います。どうやら彼女の扱いは心得てないようで。パレード車に乗ってニッコリ笑うなんて、今のセブンにゃ死んでもできませんよ。ただ、そのあとの一言は強烈ですね。「君は愛する人をボーグに奪われた人々に希望を与えた」…確かに、そうかもしれない。セブンに歓迎式へ出席するとまで言わしめました。

 こちら地球。本物です。本物のバークレーはなにやら焦りまくっていました。先月と同じ場所で、ヴォイジャーに送ったデータが消えてしまったのです。ホログラムを送ったのは確かなようですが、途中で消えてしまって送れていません。あれ?じゃあの人だれ?それとも、送れてないと思っているだけ?とにかく、もう一回来月試したいバークレーですが、実績重視の上司(ハーキンス中佐と言うらしいです)は、許してくれませんでした。

 その中佐は、子どもたちにパスファインダー研究室を案内していました。24世紀でも職場見学はあるのね~。ところが、途中でバークレーが乱入してしまって、職場見学はとりあえず先へ。突っ走る性質のバークレーに休暇を取らせる中佐。彼も成長したのか、忠告に素直に従いました。

 ヴォイジャーでは、ドクターが医療データの穴を見つけていました。しかし何やらいろいろ言われているうちに…誤魔化されてるし。しかもモバイルエミッターも占領されて、ちょっといらつき気味のドクターです。

 艦長からバークレーへの手紙を送る際、レッジは自分の「経過報告書」を一緒に乗せて送信しました。それはヴォイジャーから、ミダスアレイを通って赤色巨星の近くにある…フェレンギ人のもとへ届きました。彼らのホログラム=レッジが「ご希望の品物」として送ったデータは、セブン。ナノプローブを売って金儲けをしようという算段です。このフェレンギさん、ニーさんとトゥヴォック少佐の声が交ってるから気持ち悪~い。

 ということで、事態を整理すると、バークレーが作ったホログラムはヴォイジャーに贈られる前にフェレンギに捕まり、改造されてヴォイジャーへと送られた。彼らの目的はナノプローブを売りさばくこと…意外と単純でした。

 休暇を取ったバークレー。ビーチに来ていました。どうしたその鼻。ウエイターから飲み物を受け取って、びっくりさせた女性は、ディアナ・トロイでした。「セラピスト追いかけてくるなんて普通じゃないわ!」と言いながらも、やさしいカウンセラーは話を聞いてくれました。バークレーがイラつく原因は仕事だけじゃなく、先生という聞き上手の彼女と別れたっていうのもあったらしいですわ。トロイはそこに目をつけました。バークレーはあろうことか、そのもと彼女リオサに研究内容を話しまくったらしいです。そして、ホログラムと彼女は同時期に消えた。ま普通考えて、モトカノが持ってちゃった…ですね。

 ヴォイジャーでは船の改造も進み、バークレー本人と違ってパーティの(というより一発芸の)得意なレッジは船の人気者。

 そのレッジ、ドクターに呼び出されて、ちょっとおかしいんです。彼のゴルフに付き合うどころか、威圧的な態度を見せます。

 バークレーのモトカノ、リオサ(LEOSA)はパリス提督に尋問を受けます。どう見ても教師じゃござーません。本人はフェレンギ人のカジノで働くダボ・ガールだと言いました。嘘をつかれていたというだけで、バークレー半泣き。彼女は情報漏洩を否定しますが、トロイに二人だけで問い詰められて、落ちました。落としのトロイさん。この人もハッタリがお得意なようで。艦長と気が合いそうですね。で、このリオサさん、フェレンギに雇われてホログラムのデータを盗んだそうです。バークレーがっくし。でも、リオサとの会話から、彼らフェレンギの目的がナノプローブだということを突き止めました。お手柄お手柄。

 ヴォイジャーでは、ドクターが艦長に直談判していました。モノマネだけでは機能停止の理由にはなりませんが、何かおかしいと気づいたドクター。艦長も、クルーの安全をタテに取られたんじゃ、検査しないわけにはいきません。艦長が言うのですから、レッジも素直に検査を受けます。

 艦隊本部。ことの実態が見えてきましたから、レッジは仕事中。どうやってナノプローブを手に入れる手筈なのか分からないのですが、また中佐に妄想だと言われるのが怖くてみんなには内緒にしてます。

 レッジの方はベラナに検査してもらいましたが、異常はなし。ドクターもレッジを信用し直し、さあ地球へ出発です。まぁ、そこに誰がいるのであれ、α宇宙域に帰れれば、ヴォイジャー相手にフェレンギの小船(失礼)がかなうはずはありませんが…。

 時間になって、艦隊士官の代わりに測地線パルスを送り始めたフェレンギさん。艦隊本部ではバレバレですが。ヴォイジャーでも赤色巨星に接近していますが、セブンはそこに、未知の放射線を感知しました。このままではシールドが効きません。それを報告しようとしたとき、レッジが本性を現しました。セブンを気絶させ、得意のモノマネで艦長を誤魔化します。

 本部では、フェレンギ人の目的は分かったものの、どうするか手がない状態。どうしましょう…。フェレンギさんは取らぬタヌキの皮算用を楽しんでいますが、その時、通信が入りました。レッジのホログラムからです。

というのは、事態に窮した苦肉の策、ヴォイジャーのホログラム(前にバークレーがハマったあれ)でバークレー本人が話していたのでした。艦長に計画がばれて、激怒した艦長があなたたちを殺しにくる、ヴォイジャーにはボーグやδ宇宙域のテクノロジーが満載だから、逃げられない、測地線の穴を閉じるしかないと説得。バークレーさん、ちょっと言い過ぎなので、そばで見守るトロイや提督もハラハラしてます(笑)。トゥヴォックと違って、アドリブはお得意でないようですね。

 説得されて、フェレンギは穴を閉じました。それを感知した艦長が計画を中止すると、レッジはセブンを脱出ポッドに乗せました。測地線の影響で対策が遅れていますが…。

 フェレンギの方では、測地線の穴をとおって送られてきた脱出ポッドにセブンが乗っているのではと期待をかけましたが、それは空っぽ。儲けもなしです。

 またしても期待が外れたハリー。ニーリックスが作ってくれたアップルパイを落ち込みながらも一口。レッジの目的は分からないままですが、まぁいつものことです。励まそうとトムとベラナが言った冗談に、またしても騙され、がっくしです。

 バークレーは、懲りずにホログラムを作りなおしていました。防護機能を強化したはずが、やってきたトロイを脅かすだけになってしまいましたが。彼女はバークレーに、ダブル&ブラインドデートの話を持ってきました。今度は、本物の先生だそうで。失恋の痛みは新しい恋で忘れるべし、ですね。

 どうでもいいですけど、トロイさんの制服、なんでいつもあんなピチってるの?もうちょっとゆとりもってあげてもいいんじゃない?

 最初見たときは、あんまり事態が把握できずに「なに?なに?」と何度も見直しました。んで、ホロレッジはいいもんなの?どっち?みたいな。

 今回のお題。原題「Inside Man」…どう訳す?「内通したもの」?だったらInside Womanでしょうし…。腹黒い男って感じですね(訳じゃないし)。邦題「幻の帰還計画」ネタバレ邦題ですが、なんだかぱっとしませんで。もうそろそろシリーズも大詰めだし「帰還計画」だけで期待を持たせるって言うのもありだった気がしなくもない。

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コメント

こんばんは。
検索でやっと辿り着きました(最近すっかりケータイのヘビーユーザーです)。
このエピ幽人的にはバークレーが出てるのでお気に入りですが、VOYキャラが霞んじゃうのが難点。トム君が疑り深いのはやっぱり帰りたくナイからなのかな~と思ったりしてました。

投稿: 幽人パリス | 2009年5月 1日 (金) 22時43分

>幽人パリスさん
わざわざ携帯でのお越し、ありがとうございます。バークレーはキャラが濃すぎて、やっぱり目だちますね。彼が1キャラだったネクストジェンは、ある意味すごいですよね。

投稿: 浅木 | 2009年5月 3日 (日) 21時18分

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